口元を拭こうとしただけなのに
娘は口元についたケチャップを拭こうと、テーブルに備え付けられていた紙ナプキンを手に取りました。ナプキンにはかわいらしい絵が描かれており、私が「かわいいね」と声をかけると、娘は口元を拭きやすいよう半分に折りました。
すると突然、若い女性店員さんが慌てた様子でテーブルまでやって来て、娘の手をつかんで「困ります!」と言ったのです。驚いた娘が店員さんを見上げると、店員さんは私に向かって、「これはお客様が使うナプキンです。折り紙にして遊ばれては困ります」と注意してきました。
私も驚きましたが、「誤解させてしまったのならすみません。娘はこれで口を拭こうとしていたんです」と、娘の口元についたケチャップを指さしました。すると店員さんは「あぁ……」と気まずそうに娘の手を離し、そのままレジ前へ戻っていきました。
どうしたものかと思っていると、店長さんが先ほどの女性店員さんを連れて、娘にきちんと謝りに来てくださいました。娘は「いいよー」と、にこにこしながら答えていました。
話を聞くと、前日にテーブルに置かれていた大量の紙ナプキンを、おもちゃ代わりにして遊んでいた子どもがいたそうです。今回は誤解でしたが、かわいい絵柄の紙を見れば、子どもが遊びたくなることもあるのかもしれません。
私も、親として子どもの行動にしっかり目を配らなければならないと、改めて感じた出来事でした。
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子どもの行動が誤解を招いてしまうことは、日常のちょっとした場面でも起こり得ますよね。声をかけるときは、まず状況を確認することが大切です。親としても、公共の場では子どもの行動に目を配りながら、思わぬトラブルを防げるよう気をつけていきたいですね。
著者:山口ななこ/40代 女性・パート。1児の母。最近、仕事帰りにスタジオへ通い始め、ダンスを楽しんでいる。
イラスト:ホッター
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)