「そんな訳ない! 良かれと思って俺は全部…!」
ショックを受けた旅人は同僚に言い返します。しかし同僚は、今の彼女が元夫にモラハラを受けていた話を始めます。いつも自分勝手に怒鳴ったり、相手の人格を否定したり、相手に不平不満を毎日言ったりするなど、具体的な言動を聞いた旅人は「え?」と青ざめますが、自分は違うと認めません。
「冷静に過去を振り返ってみろよ」「このままだと二度と子どもに会えなくなる」「カウンセリング受けてみれば?」などアドバイスを受けますが、一向に受け入れない旅人。自分は悪くない、悪いのは家族だ、と言い張る旅人に同僚たちは呆れ…。
「自分の愚かさに気づくべきは家族のほうだ」納得がいかないまま家に帰ると





















帰宅し、真佐美さんたちが家を出たことを知る旅人さん。同僚の言葉を思い出し、モラハラについて調べます。そして月日が過ぎ、養育費を渡すために真佐美さんと再会。家が売れたことを伝えますが、過去に「食洗機なんて贅沢」「お前が手で洗えばいい」と言っていたことを指摘され、青ざめます。卒業式は来てほしくないという次女の気持ちを受け入れ、ふたりは解散するのでした。
同僚のアドバイスを一度は聞き入れなかった旅人さんですが、真佐美さんたちが家を出たことで、考えが変わり始めたようです。モラルハラスメントについてスマホで調べたり、過去の自分のあり得ない発言を認めたり、娘さんの気持ちに反発せず耳を傾けたりしたことは、大きな変化といえるでしょう。
自分では「家族のため」「間違ったことは言っていない」と思っていても、その言動が相手を深く傷つけていることがあります。身近な相手だからこそ、自分の考えを押しつけていないか、相手の気持ちを否定していないか、ときには立ち止まって振り返ることが大切なのかもしれません。
※画像の一部にAI生成画像を使用しています
紙屋束実