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「すてきなしおりでした」図書館の本にあった忘れ物。持ち主にメモを残したら…予想外の展開に!

14年前、まだ私が独身だったころのことです。当時よく通っていた地元の図書館で、借りた小説を開くと、かわいらしい猫のイラストが描かれた手作りのしおりが挟まっていて……。

図書館で見つけたしおりがきっかけに

しおりの裏には、「○○市立図書館 常連A」とだけ書かれていました。持ち主に返したほうがよいと思い、次に図書館を訪れた際、司書さんに事情を説明してしおりを預けることに。そのとき、「すてきなしおりでした」と書いたメモも一緒に渡してもらえるようお願いしました。

 

数日後、図書館を訪れると、“常連A”さんから私宛てのお礼のメッセージが届いていました。その後、連絡先を交換し、メールでやりとりするようになったのです。

 

最初は読んだ本の感想を話す読書仲間でしたが、次第に趣味や仕事についても語り合うようになりました。そして、やりとりを始めてから半年ほど経ったころ、初めて2人で会うことに。穏やかで、私の話をよく聞いてくれる彼に惹かれ、約3年間の交際を経て結婚しました。

 

 

今では家族3人で、よく図書館へ出かけています。あの日に見つけたしおりは、今も自宅の本棚に大切にしまってあり、息子に時々「このしおりが、お父さんとお母さんの出会いのきっかけになったんだよ」と話しています。夫は今も変わらず本が好きで、家族で過ごす読書の時間は、私たちにとって心安らぐひとときです。

 

あのとき、しおりに気づかなかったり、そのままにしたりしていたら、今の暮らしはなかったかもしれません。偶然見つけた一枚のしおりから人生の伴侶と出会えたことを思うと、不思議なご縁だったと感じます。

 

著者:山下ゆい/40代女性・会社員。1人息子を育てています。趣味はヨガや読書など。心が落ち着く時間が好きです。
イラスト:はせがわじゅん

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)

 

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