奮発したうなぎパックに喜ぶはずが……悲鳴をあげた理由

体験者:Tさん(38歳)
「お昼、ちょっと奮発してうなぎの蒲焼を買ってきたよ〜!」と、機嫌よく帰ってきた夫。いつもより贅沢なランチに私も大喜びしたのですが、次の瞬間、夫がとった行動に思わず目を疑いました。
夫は買ってきたプラスチックパック入りのうなぎを、ダイニングテーブルの上に「ポン」と直置き。そのまま「ふんふん♪」と鼻歌を歌いながら、何食わぬ顔でソファーに寝転がり、スマホゲームを始めようとしたのです。
「ぎゃー!やめて!それ、早く冷蔵庫に入れなきゃダメだよ!」
思わず大声を上げてしまった私に、夫は「え?これ加熱してあるんだから平気だよ〜」とのんびりお気楽モード。コロッケなどのお惣菜と同じ感覚らしく、まったく悪びれる様子がありません。
タレがたっぷりかかったうなぎを、常温のまま出しっぱなしにするなんて、衛生的に大丈夫なのかハラハラしてしまいます……。うなぎのパックの扱い方って、実際のところ、どうなのでしょうか?
結論:うなぎの蒲焼の“常温放置”はダメ!
「まぁこれくらい大丈夫でしょ」と何気なくやってしまいがちですが、実はその思い込みが、せっかくのうなぎを台無しにする原因になっているかもしれません……!
ここからは、管理栄養士でライターの安達春香さんに、うなぎを買ってきたあとにうっかり陥りがちな「落とし穴」について解説していただきました。
NG行動①出しっぱなしは一番キケン

うなぎの蒲焼を買ったときに困るのが、長すぎて冷蔵庫に入らない問題。
から揚げやコロッケ、焼き魚といったお惣菜は常温で売られていることが多いので、「蒲焼も同じでしょ!」と、テーブルの上に出しっぱなしにしていませんか?
蒲焼にはたっぷりと甘いタレがかかっていて、水分も栄養も豊富。菌にとっては格好のエサ場になってしまいます。
食中毒を防ぐためには“冷蔵保存”がマスト。うなぎをトレイから外してラップに包めば、冷蔵庫のちょっとした隙間に入れやすくなりますよ。
NG行動②再冷凍でおいしさ半減?

「すぐ食べるつもりで買ったけど、やっぱ明日にしようかな」「余ったし、とりあえず冷凍しとこ」と冷凍庫に入れるのは避けたいところです。
スーパーで売られているうなぎの多くは、冷凍品を解凍したもの。
それをもう一度冷凍すると、細胞が壊れてスカスカの食感になったり、解凍のときに旨みや脂、水分が一緒に流れたりしてしまいます。
せっかく奮発して買ったのに、自分で味を落とすのはもったいないですよね。食べ切れる量だけを買い、冷凍は避けましょう。
うなぎの保存方法や扱い方には気をつけよう
せっかく奮発して買った高級なうなぎの蒲焼だからこそ、正しい方法でその美味しさを100%味わいたいですよね。
今回はうっかりやってしまいがちなNG行動をご紹介しましたが、保存のコツさえ掴めば、安全かつ最高の状態で楽しむことができます。
ちなみに体験者のTさんによると、その後すぐに冷蔵庫で保存し、美味しく食べたそうです。
家族の「うなぎ出しっぱなし」にハラハラしたときは、ぜひ今回のポイントを優しく教えてあげてくださいね。
※一部AI画像を使用しております。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。