突然の電話!当日に予期せぬゲスト
ママ友たちと私がバーベキューの準備を進めている間、子どもたちは楽しそうに庭で遊んでいました。そのにぎやかな声が聞こえたのか、近所に住むママから一本の電話がかかってきたのです。
「うちの子も行きたいと言っているから、入れてほしいんだけど!」と、お願いというより当然のような口調だったため、私は戸惑いを隠せませんでした。どこか、誘われなかったことに腹を立てているようにも感じられたのです。
困惑してママ友たちに相談すると、2人ともあぜんとしつつも「ここで断るのも気まずいよね」ということになり、しぶしぶ受け入れることに。
ところが、てっきり子どもだけが来るものと思っていたのですが、なんとママ本人も一緒にやって来たのです。
会費も払わず泥酔…あまりに衝撃的な振る舞い
さらに驚かされたのは、その後の彼女の行動です。バーベキューの開催前、参加家族でお金を出し合って食材や飲み物の買い出しをおこなっていました。しかしそのママは、突然の参加だったためこちらからすぐに参加費などの説明をできずにいたとはいえ、費用のことを一切気にする素振りもなく、遠慮なく飲んだり食べたりしていたのです。
そればかりか、食事を楽しんだあとも片付けを手伝う様子はなく、お酒を飲んで泥酔状態に……。そのまま子どもを連れて、自宅へと帰っていきました。
残された私たちは後片付けをしながら、思わず顔を見合わせて絶句してしまいました。
モヤモヤを経て得た、人間関係の大切な教訓
結局、ママ友たちとも話し合い、「今回の件は勉強代だと思おう」という結論に至り、そのママから参加費を回収することはしませんでした。納得のいかない気持ちはありましたが、これ以上関わること自体が大きなストレスになると判断したからです。
もともとそのママは周囲から「少し変わった人」と思われており、みんな適度な距離を保ちながら付き合っていました。ご近所という手前、完全に関わりを絶つことは難しいものの、この出来事をきっかけに私たちは今まで以上に距離を置くようになりました。
ママ同士であっても価値観は人それぞれで、「当たり前」の基準も異なります。この出来事を通して、無理に誰とでも仲良くしようとするのではなく、価値観の近い人とのご縁を大切にすることこそが、穏やかな人間関係につながるのだと感じました。
著者:野田綾香/40代女性。2015年生まれの娘と、2017年生まれの息子と、夫の4人暮らし。飲食店でのパート勤務。
イラスト:キヨ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)