手作りのフラワーアレンジメントを持ち帰ったママ友
ある日、私の自宅にママ友が遊びに来てくれました。その日は疲れていたこともあり、私はソファで寝落ちしてしまいました。
目を覚ますと、ママ友はすでに帰っていました。そして、部屋に飾ってあったはずのフラワーアレンジメントがなくなっていたのです。次の日にアレンジメント教室で、生徒さんにサンプルとして見せる予定の作品だったため、私はすぐにママ友へ連絡しました。しかし、なかなか連絡がつきませんでした。
翌日、「自分のためにつくってくれたのだと思ってた」と悪びれる様子もない連絡がありました。「え? どうやったら、そんな考えに辿り着くの?」と、一瞬理解に苦しみましたが、一度私の手を離れてしまった物を取り返すのも気持ちの良い話ではなかったので諦めました。
ママ友が来ているのに寝てしまった私も良くなかったと反省しました。しかし、フラワーアレンジメントをプレゼントと勘違いして持ち帰ったママ友にも驚きです。
後日、ママ友が「お花を返す」と持ってきたのですが、すでにボロボロになっていて、悲しい姿になっていました。そのまま受け取る気持ちにはなれず、持ち帰ってもらいました。
この出来事をきっかけに、たとえ親しい相手であっても、自分とは物事の受け止め方が大きく違うこともあるのだと実感しました。それ以来、仕事で使う作品は人目につかない場所に置くなど、自分でもできる対策をするようにしています。また、人との付き合い方についても、無理をせず、お互いが心地よく過ごせる距離感を大切にしたいと思うようになりました。
著者:永田とも/30代女性・会社員/関西在住。女の子ひとりを育てるフルタイムのワーキングママ。
イラスト:ちゃこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています