すぐに対処できていた独身時代
以前、顔に粉瘤(ふんりゅう/皮膚の下に袋状の構造物ができ、本来は剥がれ落ちる角質や皮脂が袋の中にたまってできる良性の嚢腫)ができたことがあります。
独身時代は、美容皮膚科にも気軽に通うことができ、切開や術後の通院も特に負担に感じることはありませんでした。
妊娠中に起きた思わぬ肌トラブル
しかし、4人目を妊娠中、額にできた吹き出物のようなものが、以前できた粉瘤に似ているように感じ、どうにかできないかと思い、産休のタイミングで皮膚科を受診しました。
医師からは「妊娠中なので、状態を見ながら、出産後に対応を検討しましょう」と言われ、その場では納得するしかありませんでした。
産後も続いたストレス
出産後は体調が落ち着くまでに時間がかかりますし、新生児を抱えての通院も簡単ではありません。
その間、七五三やお宮参りといった記念行事の時期も、粉瘤がある状態で過ごすことになってしまいました。写真にも写ってしまい、見るたびに気になるほど大きなストレスになりました。
まとめ
今回の経験を通して、妊娠中や産後は、気になる症状があっても思うように受診や処置を進められないことがあるのだと実感しました。だからこそ、肌にいつもと違う変化があったときは自己判断で済ませず、早めに皮膚科で相談することの大切さを感じています。
医師による解説:妊娠中の粉瘤対応
妊娠中や産後は、皮膚トラブルがあっても対応方法が限られることがあります。変化に気付いたら、早めに皮膚科で相談することが大切です。
吹き出物と見分けにくいことも
粉瘤は、ニキビや吹き出物のように見えることがあります。見た目だけで判断するのは難しいため、同じ場所にしこりのようなものが続く、少しずつ大きくなる、においのある内容物が出るといった変化がある場合は、皮膚科で確認すると安心です。
妊娠中は治療方針が変わることも
妊娠中は、症状の程度や妊娠週数、炎症の有無などによって、すぐに処置をするか、出産後に対応するかを慎重に判断します。痛み、赤み、腫れ、膿が出るなどの症状がある場合は、早めに受診することが大切です。
産後も無理せず相談を
産後は体調の回復や育児で、通院のタイミングを取りにくいことがあります。顔など目立つ部位の皮膚トラブルは、気持ちの負担になることもあります。気になる変化が続くときは、無理のない範囲で皮膚科に相談しましょう。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:久野 賀子先生(PRIDE CLINIC 医師)
著者:溝口あき/40代女性・パート
イラスト:はせがわじゅん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
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