ボスママ「高級肉でBBQするから欠席で♡」親睦会の幹事を押しつけ、ほかの参加者まで欠席させようとした結果

私は5歳の娘を一人で育てています。飲食店でパートとして働きながらの毎日は慌ただしく、大変なことも少なくありませんでしたが、娘の笑顔が何よりの支えです。
そんな娘が通っているのは、教育熱心な家庭が多く、小学校受験を目指す子も多い幼稚園で……。
もともと教育熱心だった元夫の希望で入園したのですが、離婚後も「お友だちと離れたくない」という娘の気持ちを尊重し、転園させずにそのまま通わせていたのです。
しかし、娘のためにと頑張る私に、思わぬ人間関係のトラブルが降りかかってきました。
私を見下すママ友たち
幼稚園のお迎えに行くと、いつもグループの中心にいるボスママ的な存在のママ友と、その取り巻きのママ友たちが、私を見るなりコソコソと耳打ちし始めました。
私がシングルマザーで、飲食店でパートをしていることを知って以来、彼女たちは私を「自分たちとは釣り合わない」と見下してくるようになったのです。
ある日、ボスママの娘がうちの娘と一緒に遊ぼうと駆け寄ってきました。するとボスママは慌てて間に入り、「パパのいないお家の子とは、遊んではダメよ? 変な影響が出たら困るでしょ」と言って、制止したのです。子どもの前でそんな言葉を平気で口にするなんて……。私はあまりのショックに、返す言葉が見つかりませんでした。
数日後、普段から親しくしてくれているママ友からこっそり連絡がありました。
「彼女たち、周りのママたちにも『あの子と遊ばせると悪影響だから距離を置いたほうがいい』って言いふらしているみたい。気をつけてね」
最近、一部のママたちがよそよそしくなったと感じていたのですが、原因は彼女たちの根回しだったのです。
親睦会の幹事を押しつけられた私
しばらくして、幼稚園のクラスの親睦会としてバーベキューが企画されました。すると、いつもは私に話しかけることのないボスママが……。
「あなたがパートしてる店、バーベキューできるって聞いたことあるわよ? ちょうどいいんじゃない? あなたが幹事やってよ」
そう言われた私は、ひとまずパート先の店長に相談しました。すると、食材の手配を手伝ってもらえることになり、会場も店が提携しているキャンプ場を割引で借りられることに。こうして、私は親睦会の幹事を引き受けることになったのです。
ところが、親睦会の数日前になり、親しいママ友から再び連絡がありました。
「ボスママが、『あの人(私)が仕切る会に参加する人は、今後の付き合いを考えさせてもらう』って、みんなにLINEで欠席するように圧力をかけてきてる……」
そのとき私は、私を除いたクラスのLINEグループが別に存在していたことを初めて知りました。親しいママ友が送ってくれた画面の画像を見ると、そのグループでは最近もやり取りが活発に行われていたのです。
親睦会当日の思わぬ展開
数日前の時点で、パート先の店長に事情を伝えて食材の量は多少調整できるようにしてもらい、参加予定の人たちにも改めて確認を取りました。それでもはっきりしない人が多く、私は「誰も来てくれなかったらどうしよう」と不安を抱えたまま当日を迎え、会場へ向かったのです。
しかし、集合時間になると、ボスママ一派を除くママたちと子どもたちが、次々に集まってくれました。
「彼女の言いなりになるのはおかしいから、みんなで来ちゃった!」と笑ってくれた、ほかのママ友たちのやさしさに、私は思わず涙が出そうになりました。そして実は、この日は事前に相談していたこともあり、園長先生があいさつのために少し立ち寄ってくれていました。
そうして和やかな雰囲気で親睦会がスタート。みんなで楽しくお肉を焼いていたとき、私のスマホに着信……ボスママからでした。周りがガヤガヤと騒がしく、ボスママの声がよく聞こえなかったため、私は音量を最大にして電話に出ました。
「ちょっと! 聞いてるの? 行けなくてごめんね〜。みんなも欠席でしょ? シンママ企画の貧乏くさいバーベキューなんて、誰も行くわけないわよね〜。私たちはおしゃれなグランピング施設で高級肉でバーベキューすることにしたの♡」
ボスママのあざ笑う声が響きました。しかし、その発言が、近くにいた園長先生の耳にも入ってしまい……。園長先生はその場では詳しく立ち入らず、あらためて事情を確認することになりました。
ボスママ、園長先生と面談!その後
翌日、園長先生はボスママ本人と個別に面談し、事実関係を確認。のちに家庭にも連絡し、夫を交えて話し合いが行われたそうです。複数の保護者から同様の相談が寄せられていたことも踏まえ、園長先生は、ボスママの言動が園の方針に反するとして、注意したと聞きました。
ボスママの夫は世間体や体裁を非常に重んじる人だったようで、自身の妻が幼稚園でいじめのような振る舞いをし、あろうことか園長先生から直接指導を受けたことに激怒したそう。以前から夫婦関係には問題があったようで、この一件をきっかけに育児方針などをめぐる対立が決定的となり、離婚したと聞きました。
ボスママの娘は今も、私の娘と同じ園に通っています。周囲の雰囲気も落ち着き、私は穏やかな毎日を過ごせるようになりました。先日、娘に小学校受験についてどうしたいかと尋ねてみると、「お家の近くの小学校に行って、違うお友だちとも遊びたい!」と、元気いっぱいに答えてくれました。どこへ行っても自分らしく、分け隔てなくお友だちと付き合える娘が、とても頼もしく思えました。
◇ ◇ ◇
自分の価値観を他者に押しつけ、立場を利用して周囲を支配しようとする行為は、いつか必ず自分に返ってくるものです。家族構成や職業は、その人の人格や価値とはまったく関係がありません。どんな境遇の人に対しても敬意を持って接することが、豊かな人間関係の土台になるのではないでしょうか。偏見を持たず、周りの人たちと誠実に向き合う姿勢を大切にしていきたいですね。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
1つ目のエピソードでは、シングルマザーであることや職業を理由に、女性が幼稚園のボスママから見下されていました。さらに親睦会の幹事を押しつけられ、直前にはほかの保護者へ欠席するよう圧力までかけられてしまいます。ところが当日、ボスママが放った心ない言葉が思わぬ相手の耳に入り、自分の非常識な振る舞いを問われることになるのでした。
続く2つ目のエピソードでは、母校の記念イベントで100人分のお弁当手配を任された女性が登場します。お気に入りのお弁当屋さんに準備をお願いし、あとは当日を迎えるだけだったはずが、幹事の同級生は前日の夜になって「格がない」と突然キャンセルを指示。見栄を優先した身勝手な直前変更が、イベント当日の大混乱を招き……。
友人「高級料亭の弁当にするからキャンセルで」私「本当に大丈夫?」→当日、友人が泣きついてきたワケ

「本当に大丈夫?」
私の一言に、その同級生はただ鼻で笑うだけでした。
同級生から押しつけられた、イベント用の100人分のお弁当手配。しかしイベント前日の夜、彼女は「格がない」と言ってキャンセルするように言ってきたのです……。
大勢の人が集まる場所が得意ではない私が、母校の創立100周年記念イベントに参加することになったのは、同級生からの連絡がきっかけでした。
成人式以来、久しく会っていなかった彼女から突然メッセージが届いたのは、イベントの数週間前のことです。「幹事を引き受けたから、絶対に来て」という内容でした。
正直、乗り気ではありませんでした。でも彼女は私の返答を聞く前に、もうひとつ頼みごとを付け足してきたのです。
「お弁当の手配、任せたからね! 100人分! 一番豪華なやつにしなさいよ!」
会計担当者にも確認したうえで正式に注文しました。彼女は「当日ちゃんとするから、安心して」と言うだけだったのです……。
押しつけられた役割
私にはひとつ、お気に入りのお弁当屋さんがありました。
長年通い続けている小さなお店で、店主は気さくで腕もたしかな方です。法事や地域の行事で80食から120食の仕出しを定期的にこなしているそうで、実際にその量を目の当たりにしたときは驚いたものです。
普段から「大量注文も配達も、うちに任せて!」と言っていたので、私はそのお弁当屋さんに打診することに。いつも自分の分しか買わない私からの大量注文に店主は驚いていたものの、「腕が鳴るわね!」と言って引き受けてくれました。
重要なOBゲストの分まで含めた100人分の注文を快諾してくれた店主には感謝しかありません。お気に入りのお弁当屋さんをみんなに知ってもらえる良いきっかけになりそうだと、私は期待に胸を膨らませつつ、準備を進めていました。
前日のキャンセル
何事もなければ、そのまま当日を迎えていたはずなのに――例の同級生は、前日の夜、興奮しながらこんな電話をかけてきたのです。
「今気づいたんだけど、何よあの弁当屋! あんなところ誰も知らないじゃない!」
「あの先輩も来るのよ!? しょぼい弁当なんか出せるわけないでしょ!」
あの先輩とは、今回のイベント最大のゲストです。在学当時から優秀で、今や複数の地元企業のコンサルタントとして活躍しているのは、私の耳にも入ってきていました。
彼女が幹事を引き受けたのも、その先輩との接点を作りたいから、という動機からでした。
「お弁当100個、キャンセルしておいて!」
「やっぱり、格ってものがないと。今回は、老舗のお弁当屋さんに私が直接頼んだから!」
一方的にそう言ってきた彼女。私がキャンセル料について尋ねると、「あんたが勝手に話を進めたんだから、あんたが払うべきでしょ」と言い切り、取り合ってくれません。
「いいけど、本当に大丈夫?」
「は? 何が言いたいわけ? 格式ある老舗よ? 変な心配しなくていいから!」
「……そう。じゃあ、その手配の責任はあなたが持ってね」
電話を切ったあと、私は店主に事情を説明するため、そのまま店へ向かいました。怒りももちろんありましたが、大量注文を引き受けてくれた店主への申し訳なさが、じわじわと胃のあたりに重く広がっていきました。
事情を説明すると、店主は腕組みをして考え込みました。
「前日の夜に大量注文を受けてくれるお弁当屋さんなんて、なかなかないはず。もう仕入れも終わってるはずだし……、老舗ならなおさらよ」
「もう仕入れも仕込みも進んでいるから、予定どおり100食用意するよ。代金は当初の注文どおり全額かかるけど、それでいい?」
そう言って、店主は準備を続けてくれたのです。
イベント当日のドタバタ
そして、イベント当日の朝――。
「どうしよう! お弁当が届かないの!」
「お店から『正式なご注文としては承っておりません』って連絡が来て! どうにかして!」
電話で「お願いしたつもり」になっていただけで、正式な注文として必要な確認は何ひとつ終わっていなかったようでした。いつもの強気な口調はどこへやら、例の同級生の声はあわてふためいていました。「あんたのせいなんだから」という言葉を繰り返していたものの、以前の迫力はありません。
「心配しなくていいよ」と答えた私。
「お弁当なら、お昼には会場に届くはずだから」
そして店主の予想は当たりました。私が連絡すると、当初の予定どおり用意してくれていたお弁当を、すぐに会場へ配達してくれたのです。
呆然と立ち尽くしたまま、その様子を見ていた同級生。もう何も言えない様子でした。
無事にお弁当も行き渡り、イベントは終了。会のあと、数人の同級生が私のところへ来て「無事に済んでよかった」「あなたが動いてくれて助かった」と声をかけてくれました。さらに、関係者からも「あのお弁当おいしかった」「ぜひまた食べたい」という声があったと聞きました。
これはあとから会計担当者から聞いた話です。
参加費5,000円には、もともとお弁当代も含まれていました。ところが彼女は受付でその説明を伏せたまま、「お弁当代は別です」と言って3,500円ずつ集めていたのです。私も、そういうものだと思って支払ってしまいました。
会計のとりまとめ役が私用で遅れて会場入りしていたため、二重取りが発覚したのは会が終わったあとでした。会計担当者が事情を確認し、店への代金はもともとの予算から正式に支払われました。別途集められた3,500円は、参加者へ返金されたそうです。
先輩の前でいい格好をしようとして、予算オーバーのお弁当を頼もうとしていたようですが……実際にはそのお弁当は届きませんでした。彼女は参加者に十分な説明をしておらず、お弁当代として集めたお金の扱いも不透明でした。事情を知らない人が見れば、不正を疑われても仕方のない状況でした。
結局、今回のイベントで彼女は自らの信用を失う結果となりました。
その後――。
同級生からは何度か連絡が来ましたが、私は応じませんでした。もう関わりたくない――その思いは私だけでなく、OBやほかの同級生たちも同じだったようです。
◇ ◇ ◇
今回の出来事で、自分がいい格好をしたいからといって、他人を犠牲にするのは違うということを痛感しました。同級生は格や見栄えを気にするあまり、本当に大事なことが見えなくなってしまっていたのでしょう。
見栄ばかりを優先した同級生とは違い、途方に暮れていた私に寄り添い、最善策を一緒に考えてくれた店主は、私にとって信頼できる存在です。
店主は、「この間のイベントのおかげで、あなたの学校の卒業生のお客さんが増えたよ!」と笑っていました。これからも、私はこのお弁当屋さんに足を運んで、おいしいお弁当を食べ続けるでしょう。それが、私にできる恩返しです。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
いかがでしたか?
今回は、直前の勝手な変更や非常識なドタキャンで周囲を振り回した人たちが、自分の言動によって立場を失っていくエピソードをご紹介しました。
親睦会や記念イベントのように多くの人が関わる場では、準備してくれる人や協力してくれる人の存在があってこそ、当日を迎えることができます。それなのに、自分の見栄や感情を優先して欠席を呼びかけたり、前日になって手配をひっくり返したりすれば、迷惑をかけるだけでなく、周囲からの信頼も失ってしまいますよね。
予定を変えたい事情があるときほど、相手への配慮や誠実な伝え方が大切です。人を見下したり、場を台無しにしようとしたりするのではなく、関わる人たちへの感謝を忘れず、気持ちよく協力できる関係を築いていきたいですね。