つきまとい被害を受けていた女性・ゆうきを助けたことをきっかけに、圭太は凪に隠れて彼女との距離を縮めていました。一方、凪は家族にやさしく接しながらも、自分の意思をあまり見せない圭太に、物足りなさや不安を感じています。
圭太から家族で夜海を見に行こうと誘われ、凪は喜びますが、スマホを見て表情を緩める夫の姿に小さな違和感を覚えました。実は圭太は、ゆうきと再会できた喜びを伝え合い、独身時代に戻ったようなときめきを感じていたのです。
家族に向けるやさしさは変わらないまま、凪の知らないところで圭太の気持ちはゆうきへと傾き始めていました。
ゆうきとのやり取りが日常になっていく中、圭太は「彼女さんがいたら駄目ですよね」と、恋人の有無を尋ねられて――!?
彼女がいるかどうか…夫の返信は
圭太は、ゆうきとのやり取りを重ねるうちに、出身地や仕事、暮らしぶりなどを少しずつ知っていきました。離れていた距離が縮まり、日常に彩りが加わったように感じていたのでしょう。
一方、家に帰れば、育児に疲れた凪と娘の萌が待っています。圭太は、寝かしつけで疲れた凪を先に休ませ、食事や片付け、萌の相手を引き受けました。家族に対しては、これまで通りやさしく振る舞っていました。
そんな中、ゆうきから「お酒は好きですか?」「機会があれば飲みたいですね」とメッセージが届きます。さらに彼女の有無を尋ねられた圭太は、隣で眠る凪を前にしながら、「彼女なんていませんよ」と返信しました。
圭太は、自分が既婚者であることを明かせませんでした。それは、7歳年下のゆうきを、すでに好きになっていたから……。小さなうそを重ねるうちに、平気な顔で事実を隠す自分へと変わり始めていたのです。
◇ ◇ ◇
圭太は家事や育児を担い、家族にやさしく接する一方で、ゆうきには自分が既婚者であることを隠しました。どれほど家族にやさしくしていても、その選択が正当化されるわけではありませんよね。夫婦の大切な関係を守るには、都合の悪い事実から逃げず、正直でいることが必要なのだと感じさせられますね。
おーちゃん