話し合い当日、冬彦さんは朝から会社の人と通話をしながらオンラインゲームに夢中です。呆れた夏美さんが冬彦さんの名付けノートを探し出し、中を見ると、メモ書き程度で名前の候補は書かれていません。
失望した夏美さんは部屋を後にしました。心配になった冬彦さんは夏美さんのいる寝室に向かいますが、そこに夏美さんの姿はなく、同時に玄関のドアが閉まる音が聞こえたのです。
思わず家を飛び出した夏美さん。子どもの名前が決まらないことに腹を立てていたのではなく、冬彦さんに真剣に向き合ってもらい、わが子への愛情を感じたかったのです。義母から言われた「名前なんてどうでもいい」という言葉が、ずっと頭から離れません。
雨の中、涙を流して歩いていると、通りがかった女性が傘を差しだしてくれました。遠慮して断る夏美さんですが、「妊婦さんですよね。早く帰って休んで?」とやさしく言われ、傘を受け取ります。
女性のやさしさに心温まったママ












桜柄の傘に「さくら」と名前が貼られているのに気がついた夏美さん。
大切な傘をくれた女性のやさしさに、「この子はどうでも良くなんてない」と言ってもらえたような気持ちになります。
そして、自宅へ戻ろうと歩き始めたとき、傘を持った冬彦さんが必死に追いかけてきたのです。
その姿を見た夏美さんは、「おなかの子のことを考えてくれたの?」と尋ねました。
すると冬彦さんは、「心配するに決まってるよ」と、まっすぐな思いを伝えるのでした。
▼「この子はどうでもいいの?」と不安に押しつぶされそうになっていた夏美さんにとって、通りすがりの女性や冬彦さんの言葉は、心に深く響いたのかもしれませんね。
大切な存在を軽く扱うような言葉を聞けば、不安になったり、深く傷ついたりするのは当然のこと。けれど、その言葉だけで「この子は大切にされていない」と思い詰める必要はありません。ちゃんと周囲を見渡せば、わが子にやさしい目を向けてくれる人がいるものです。
まずは心を落ち着けて、自分自身が赤ちゃんを大切にすることから始めましょう。そして、やさしい手を差し伸べてくれる人がいることに気づき、その存在も大切にできるといいですね。
ツムママさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
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