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バイト夫婦で家計はギリギリ。夫「仕事を休んで育児がしたい」うれしいはずなのに…家計が不安で

私はもともと子どもが苦手でしたが、甥ができてから「子どもってかわいいな」と思うように。一方、夫は昔から子どもが大好きでした。そんな私たち、当時は夫婦共に、夢に向かってアルバイトで生活していました。その後、結婚1年が過ぎたころ妊娠がわかり、私は子どもに出会えることのうれしさを噛みしめながら、妊娠生活を送っていました。そんなとき……。

ギリギリの生活を送っていた

当時、夫は将来カフェを経営したいという目標を持っていました。そのため、バリスタとしてアルバイトをしたり、独学でコーヒー豆の焙煎をしたりしていました。

私もやりたいことがあったため、スーパーマーケットや宅配会社などのアルバイトで生計を立てており、定職にはついていませんでした。そんなときに妊娠が判明。驚きはしましたが、夫婦で喜びを分かち合いました。

 

働きたいけど働けない

次第につわりで思うように動けなくなり、休みがちになってしまった私はアルバイトを辞めることに。収入源が減ってしまうことは、アルバイト生活の私たちには大打撃ではありましたが、体調や子どもが優先だと夫も納得してくれました。

 

その後、夫は残業があっても帰宅すると家事を率先してやってくれて……。私は安心して体を休めることができていました。夫のおかげもあり、妊娠期間を順調に過ごせていたのですが、妊娠後期になったとき、夫からあることを告げられました。

 

育児がしたい夫

夫が大の子ども好きであることは知っていましたが、ある日ボソッと「俺…育休を取りたい」とひと言。

 

当時、夫は新しい会社でアルバイトを始めてまだ数カ月。そのうえ、少し特殊な勤務形態だったこともあり、育休は当時のアルバイト先では取ることができませんでした。

 

夫の話を聞いてみると、「仕事を休んで、育児に積極的に関わりたい」とのこと。しかし、私は仕事をしておらず、収入は夫頼り。夫の言葉はうれしかったものの、私は大きな不安を覚えることになってしまいました。

 

家計に不安があったため、産後は私の母が子育てを助けてくれることになっており、夫には子どものためにも働いてもらうということになっていました。ただ、夫の「育児に関わりたい」という言葉もとてもうれしく、私は複雑な気持ちに。

 

それでも、「私が働けるようになるまで、できれば働いてほしい」と素直に伝えると、夫も家の経済状況をわかっていたので納得してくれました。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

夫のやさしさはとてもありがたかったです。それでも、当時は家族のことを考えると、夫に働いてもらうしかない状況でした。夫婦それぞれの思いを伝え合い、そのときの状況に合った形を選べたことは、家族として大切な経験だったと思います。夫は仕事をしながらでも育児に積極的で、そんな姿には、今でも感謝しています。

 

 

 

著者:松茉莉花/40代女性・栄養士資格保持。趣味は執筆とお菓子作り。執筆を続けながら、小さなカフェとお菓子のオンライン販売をするのが目標。
イラスト:ほや助

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)

 

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