身勝手なトモルの態度に腹を立てていたところ、夫不在の自宅に義母がアポなし訪問——。
緋沙未が夫婦のいざこざについて謝ると、義母は「息子が帰ってきてるんだから、私はうれしい限りよ!」と高笑いして見せ、さらには「離婚してもあなたが仕事に集中できるよう、ルイは私が責任持って育てるから!」と言い出します。
理不尽に孫を取り上げようとする義母に、まさかの人物が反論を…



















義母から、トモルが不倫を繰り返していた可能性を告げられた緋沙未は大きなショックを受けますが、そこに息子のルイが帰宅。
息子は「今日からおばあちゃんちで暮らしましょー」という義母の猫なで声にもなびかず、「ボクはママと暮らす!」と宣言。身勝手な義母の鼻をへし折ったのでした。
トモルの度重なる不倫を容認してきたかのような義母の言葉に、がく然としてしまいますよね。息子の過ちを棚に上げ、嫁側に我慢を強いる理不尽さや、それを理由に孫を取り上げようとする身勝手さには開いた口が塞がりません。
何より、親の不倫は子どもにも影響を及ぼす恐れがあります。もし、ルイくんが父親であるトモルの不倫を知ったなら、ルイくんは大きなショックを受け、父親を憎んだとしてもおかしくありません。となれば、義母がすべきなのは孫を引き取ろうとする以前に、トモルの不倫をとがめ、諭すこと。それが孫を守り、トモルの父親としての立場や信頼を守ることにもつながるはずです。
親にとってわが子は、いくつになってもかわいいもの。しかし、盲目的な擁護を続けていては、いつか、愛しいわが子が大きく道を踏み外しかねません。そうさせないためにも、大切な人にこそ、過ちをおかしたときには厳しく。この姿勢が、大切な人の未来を守ることにつながるのではないでしょうか。
紙屋束実