話し合い当日、冬彦さんは朝から会社の人と通話をしながらオンラインゲームに夢中です。さらに名付けノートには名前の候補は書かれていません。失望した夏美さんは、思わず家を飛び出してしまいます。
雨の中涙を流して歩いていると、通りがかった女性が桜柄の傘を差しだしてくれたのです。女性のやさしさに心が温まり自宅へ帰ろうとすると、そこに傘を持った冬彦さんが追いかけてきました。
夏美さんから「心配するなら名前も一緒に考えてほしかった」と言われた冬彦さんは弁解しようと口論に。冬彦さんから「夏美はしっかりしているし、俺なんていらないよな」と言われると、「心配して追いかけてきてくれるかもって待ってた」「いらないわけないじゃん。もっと早く迎えに来てほしかった」と、本音を素直に伝えるのでした。
夫と妻のわが子に対する思い











「冬彦のこと、いらないわけないじゃん。もっと早く迎えに来てほしかった」
夏美さんが素直な気持ちを打ち明けると、冬彦さんは自分の行動を心から反省します。
そして、夏美さんとおなかの赤ちゃんを大切に思っていることを伝え、謝罪しました。
「夏美とおなかの子のこと、本当に大切に思ってる!」
「今までごめん。名前、待たせて本当にごめん」
そんな冬彦さんの真剣な姿を見た夏美さんは、「もういいよ。私も名前のことを少し焦りすぎていた」と許すのでした。
▼お互いの本音を伝え合えたことで、夏美さんの気持ちも少し軽くなったのかもしれませんね。同じように大切に思っていても、その気持ちは言葉や行動にしなければ相手に伝わらないことがあります。すれ違いが生まれたときこそ、一人で不安を抱え込まず、本音を伝え合うことが大切です。
また、相手の気持ちを「わかっているつもり」で済ませず、言葉に耳を傾け、安心できる形で思いを示すことも必要でしょう。家族だからこそ気持ちを伝える努力を忘れず、支え合っていきたいですね。
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