「お~電話やっと出た。大丈夫だったか~ぁ?」
夫が電話に出ると、能天気な父親の声が。
「何回も電話したのに出ないなら携帯の意味ないだろ~」
「あ、でも電話に出られたってことは孫のけがも大したことなかったんだな~!」
「よかったよかった!」
自分のせいで娘が椅子から落ちたというのに、ことの重大さをわかっていないような父親の無神経な言葉の数々に、由美さんと夫は怒りに震えました。
「黙れ……今から戻るから」
由美さんに気を使い、ひとりで実家に向かおうとした夫ですが……。
「いや、私も行く。今後のためにちゃんと聞いておきたい」
由美さんは、夫の父親とは会わず、義実家の廊下で2人の話を聞くことを決めました。
ついに怒りが爆発








「けがはどうだった? 大したことなかっただろ?」
夫が実家に着いて、父親が開口一番に発したのがこの言葉でした。そして、由美さんがいないことに気づいた父親は……。
「嫁のくせに先に帰ったのか」
その言葉に、夫は静かに怒りを露わにします。
「あんたに会いたくないんだよ。わからないか?」
夫の言葉に「失礼な嫁だな! お前も見る目がない!」と憤慨する父親。すると夫は怒りが頂点に達し、父親の肩をガシッとつかみ「俺、あんたにめちゃくちゃ怒っているんだよ」と、ついに本気で怒っていることを伝えたのでした。
◇ ◇ ◇
子どもの安全に関わる問題は、相手が身内であっても曖昧にせず、きちんと伝えることが大切ですよね。「大したことなかっただろ」と軽く流されたままにしてしまうと、相手は自分の行動が問題だったと認識できないまま、同じことを繰り返してしまうこともあると思います。特に両親など、普段育児に関わっていない人には、何が危険だったのかを具体的に説明することが、子どもの安全を守るうえで重要です。
そのとき大切なのは、怒りに任せて感情的にぶつかるのではなく、冷静にはっきりと伝えること。相手に思いを届けるためにも、冷静さを保ちながら向き合う姿勢を心がけたいですね。
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ミント