久しぶりに娘夫婦を迎えた日
その日、娘夫婦がそろって自宅に来ることになり、私は朝から食事の準備をしていました。結婚後は以前のように頻繁に会えるわけではなかったため、久しぶりにゆっくり話せることを楽しみにしていたのです。
娘も婿も落ち着いた様子で、食事の席は当初、穏やかな雰囲気でした。近況を聞いたり、何げない話をしたりしながら、私も安心した気持ちで過ごしていました。
そんな時間が続くと思っていたところ、食事の途中で婿が急に表情を引き締め、「これから毎月、少し援助してもらえませんか」と切り出してきたのです。
突然の相談に言葉を失って
あまりにも突然の話だったため、私は一瞬、言葉が出ませんでした。お金のことは家族であっても簡単に返事ができるものではありません。ましてや、事前に何の相談もなく、食事の場で切り出されたことに戸惑いを感じました。
隣にいた娘も驚いた様子で、「そんな話は聞いていない」と困惑していました。その反応を見る限り、娘にとっても寝耳に水の話だったようです。
それでも婿は、「家賃が高くて厳しいので、助けてほしい」と繰り返しました。事情があるのだろうとは思いましたが、その場で私がすぐに判断できることではありませんでした。私は感情的にならないよう気を付けながら、「まずは2人でよく話し合うべきではないか」と伝えました。そして、その場では、はっきりとした返事はしませんでした。
娘からの謝罪と夫婦の結論
その後、娘から改めて連絡がありました。娘は、私に何の相談もないまま援助の話が出てしまったことを謝ってくれました。
夫婦で話し合った結果、毎月の援助をお願いする話は取り下げることになったそうです。娘の言葉を聞いて、私は少しほっとしました。
もちろん、夫婦には夫婦の事情があるのだと思います。家賃の負担が重いと感じることもあるでしょう。ただ、家族とはいえ、お金の話をするには順序があるのだと、改めて感じました。
まとめ
家族であっても、お金の話は慎重に扱う必要があると感じた出来事です。困っていることを伝えること自体が悪いわけではありませんが、相手の立場や受け止め方を考えながら話すことは大切なのだと思います。今回の出来事を通して、家族だからこそ順序を踏んで向き合うことの重みを学びました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:宮川弘士/60代男性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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