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「甘いものは控えていたのに」健診で血糖値を指摘された私。医師に告げられたこと【医師解説あり】

健康診断で指摘を受けても、自覚症状がなかったため深刻に受け止めていませんでした。再検査をきっかけに、自分では思っていなかった体の変化を知ることになったのです。【医師解説あり】

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師菊池大和先生
医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長

地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。
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自覚症状がないまま受けた再検査

その年の健康診断で、私は思いがけない指摘を受けました。自覚症状はまったくなく、食事もそれほど不摂生をしているつもりはありませんでした。ところが血液検査の結果、「血糖値が高いですね」と言われ、再検査を受けることになったのです。

 

私は、「一時的なものだろう」と軽く考えていました。まさか病気の診断につながるとは思っていなかったのです。

 

医師から告げられた2型糖尿病

けれど再検査の結果、医師から告げられたのは、2型糖尿病(にがたとうにょうびょう/ンスリンの働きや分泌が不十分になり、血液中の糖が多い状態が続く病気) の診断でした。甘いものは控えているつもりで、体型も標準だったため、まさか自分が糖尿病になるとは思ってもいませんでした。

 

頭が真っ白になり、「なぜ自分が」と戸惑いました。けれど医師から、遺伝的な要因や運動不足などの生活習慣も関係すると説明を受け、思い当たることがいくつもありました。

 

 

生活を見直して実感した変化

それからは医師の指導を受けながら食生活を見直し、毎日30分のウォーキングを始めました。初めは負担に感じていましたが、続けるうちに体が軽くなり、生活全体が整っていく実感がありました。数カ月後の検査では数値に改善が見られ、生活を見直したことが少しずつ表れているように感じて安心しました。

 

まとめ

今回のことで、自覚症状がないからといって安心できるわけではないのだと気付きました。健康診断や再検査で初めて気付けることもあり、日々の習慣が将来の体調につながるのだと思います。これからも、自分の体を過信せず、無理のない範囲で小さな積み重ねを大切にしていきたいです。

 

医師による解説:自覚症状がなくても要注意

糖尿病は初期に自覚症状が乏しいこともあり、健診結果が発見のきっかけになる場合があります。再検査を先延ばしにしないことが大切です。

 

血糖値の異常は放置しない

2型糖尿病は、インスリンの働きが十分でなくなり、血糖値が高い状態が続く病気です。初期には喉の渇きや尿の回数の増加、体重減少などの症状が目立たないこともあります。そのため、健康診断で血糖値やHbA1cの異常を指摘された場合は、自覚症状がなくても再検査を受けることが重要です。

 

生活改善は治療の基本に

2型糖尿病の治療では、食事療法と運動療法が基本になります。食事内容を見直したり、無理のない範囲で体を動かしたりすることで、血糖コントロールの改善につながることがあります。ただし、病状によっては薬物療法が必要になるため、自己判断ではなく医師の指導を受けながら続けることが大切です。

 

定期的な確認が将来を守る

糖尿病は、血糖値が高い状態が続くと、神経障害や腎症、網膜症などの合併症につながることがあります。症状がない時期から定期的に検査を受け、自分の数値を把握しておくことが、将来の体を守る一歩になります。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:菊池大和先生(医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長)

著者:中島悠亜/30代女性・主婦

イラスト:アゲちゃん

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)

 

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