世間話だと思っていたら……
食事が始まってしばらくすると、義母が私に質問をしてきました。「あなたのご両親はどちらのお生まれ?」「ご両親はどんなお仕事をされているの?」「ご家族は、どちらの大学を出られているの?」
最初は、親族として私のことを知ろうとしてくれているのだと思い、丁寧に答えていました。しかし、私の実家がごく普通の家庭だとわかると、義母は少し顔をしかめてこう言ったのです。
「うちは代々、教育には妥協しない家系だからね」「やっぱり人間、育った環境や学歴って大事よねぇ」直接責められたわけではありませんが、まるで私の育ちや学歴を品定めされているように感じてしまいました。
帰宅後、夫のひと言に絶句
帰宅後も、義母の言葉が頭から離れませんでした。夫にそれとなく相談してみると、何気ない様子でこう言ったのです。「うちの親は学歴とか家柄をすごく気にするから、気をつけたほうがいいかもね」
夫に悪気はなかったのかもしれません。けれど、私の育ちや学歴が“気をつけるべきもの”のように言われた気がして、さらに傷つきました。それ以来、しばらく義実家へ行くのが憂うつになってしまいました。
後日、私は夫に正直な気持ちを伝えました。「お義母さんに悪気はなかったのかもしれないけど、学歴や実家のことを探られているようでイヤだった」「あなたの言葉で、私の背景まで否定された気がした」
夫は驚いた様子でした。義実家の価値観は、夫にとって昔から当たり前だったようです。それでも、「悪気がなくても、言われた側がイヤな気持ちになることはあるよ」と伝えると、夫は「そこまで傷つける言い方だったとは思っていなかった。ごめん」と理解してくれました。
今回の経験を通して、自分の気持ちを我慢しすぎず、夫婦で共有することの大切さを学びました。もし将来子どもを育てることがあれば、学歴や家庭環境だけで人を判断せず、その人自身の本質を見つめられるよう伝えていきたいと思います。
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学歴や家庭環境への価値観は、人によって大きく違うものです。悪気のない言葉でも、相手を比べたり見下したりするように聞こえてしまうことがあります。
家族や親族だとつい言葉を選ばずに発言してしまうこともありますが、相手が誰であっても、何げないひと言で相手を傷つけていないか、一度立ち止まって考えたいですね。
著者:高橋 美咲/30代女性/4歳の女の子を育てる母。現在はパートで働きながら、家事と育児の両立に奮闘しています。休日は家族で公園に行くのが楽しみです。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
※AI生成画像を使用しています