体調に大きな変化はなく、いつも通りの日々を過ごしていたみなさん。産婦人科へ向かう日、夫と散歩がてらスーパーへ出かけると、帰り道に突然足がフラつき、倒れ込んでしまいます。その場にいた女性に自宅まで送ってもらいますが、帰宅後、急な吐き気に襲われ、救急車で総合病院へ搬送されました。
病院に到着すると、そのまま意識を失い、2週間眠ったままに。目を覚ますと、赤ちゃんは緊急帝王切開で無事に生まれていた一方、自身は「くも膜下出血」を起こし、右目を失明していることを告げられます。さらに、記憶力や判断力などに障害が残る「高次脳機能障害」と診断されました。みなさんはショックで落ち込みますが、看護師の「ゆっくりいきましょう」という言葉に救われ……。
ママが退院できない…赤ちゃんは?










「市役所で手続きしてきたよ」みなさんが入院している間、生まれた赤ちゃんの手続きや保育園の準備は、夫が担っていました。夫は「育児はやるから無理しないで」と声をかけ、育児用ミルクの与え方やおむつ替えの練習にも積極的に取り組みます。
赤ちゃんは女の子で、1カ月ほど病院で過ごしましたが、それ以上の入院は難しいとのこと。一方、みなさんはリハビリのため退院できず、夫も仕事があり、両家の両親も遠方に住んでいました。
そこで医師から「乳児院で娘さんを預かってもらっては?」と提案されます。みなさんは児童相談所に相談し、退院するまでの間、赤ちゃんを乳児院で預かってもらうことにしたのです。
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乳児院は、保護者の病気や入院、家庭の事情など、さまざまな理由で家庭での養育が難しい乳幼児を預かる児童福祉施設です。今回のように、母親が治療やリハビリのため退院できず、家族だけで赤ちゃんを育てることが難しい場合にも、乳児院を利用することがあります。
まずは児童相談所や自治体の相談窓口などに相談し、状況に応じて利用できる支援を検討していきたいですね。
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