今までと違う娘の様子
いつもは夜泣きで起きてしまっても、抱っこであやすと30分もかからずに寝てくれていた娘。その日もいつもと変わらない日常を終え、いつも通り就寝しました。
そして、深夜2時半ごろのこと。今まで聞いたことのない娘の「いぎゃぁぁぁー」と泣き叫ぶ声で、夫婦ともに飛び起きました。
娘は目を閉じたままで涙を流しながら泣き叫んでおり、声をかけても抱っこしても、反応せず泣き続けています。
初めての状況にうろたえつつ、どこか痛いのかと思い娘の体を確認すると、左わき腹を押さえた際に、泣き声が増すように感じました。不安になった私は夫と相談し、急いで夜間診療がある病院へ向かうことに。
医師の診断は!?
病院へ着くころには娘も少し落ち着いた様子。診察室に入ると、そこには眠そうな先生と看護師さんが。私が状況を説明すると、先生が娘の体を確認するも、「特に問題ありませんね。恐らく、夜泣きですよ」と、驚きの診断名を口にしました。
「……えっと、いつもと全然泣き方が違って、おなかも痛そうだったんです」と再度説明しましたが、先生は「本当におなかが痛かったら泣き止まないから」とひと言。
先生の予想外の言葉に、「もしかして、夜中に起こしてしまったから適当に診察されたのではないか……」と私は内心納得できないまま、病院をあとにしました。
本当だったんだ…
病院から帰宅後、何事もなかったかのようにぐっすり眠る娘。翌朝、寝不足でフラフラしている夫に全力で突進していくいつもの娘の姿を見て、本当に夜泣きだったのだと実感。夜中に診察してくれた医師の診断を疑って申し訳ない気持ちになりました。
幸いこれほどの夜泣きはこの1回限りでしたが、あのような夜泣きがずっと続くかもしれないと考えて、ゾッとしていたのを覚えています。本当に心底びっくりした夜の出来事でした。
◇ ◇ ◇
子どもの急な異変や激しい泣き声には誰もが焦ってしまうもの。今回は夜泣きという診断で一安心でしたが、すぐに救急を受診すべきか迷ったときは「#8000(小児救急電話相談)」や「#7119(救急安心センター事業)」などの相談窓口を活用するとよいでしょう。予期せぬトラブルが多い子育てだからこそ、周囲のサポートや相談窓口に頼りながら、無理のないペースで向き合っていけるといいですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:松田玲子(助産師)
著者:下川美悠/女性・理学療法士。2022年に不妊治療の末に長女を出産。
イラスト:キヨ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています