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「父に叩かれたことは?」亡き父の昔の姿を母に尋ねて知った、長年寄り添う夫婦の形【体験談】

私の父は2000年に84歳で、母は2010年に90歳で亡くなりました。父は寡黙で、人の話をよく聞く人でした。母もやさしく、まじめな性格。父が亡くなってから数日後、私はそれまでなかなか聞けなかった両親の夫婦関係について、母に尋ねたことがあります。そこで返ってきた母の言葉は、私にとって意外なものでした。

父が亡くなった後、母に聞いたこと

父は口数が少ない人でしたが、家の中では母とよく夫婦喧嘩をしていた記憶があります。私が幼いころのことですから、詳しい事情まではわかりません。ただ、その様子を見ていた私は、心のどこかで「父は母に手を上げたことがあったのではないか」と思い込んでいました。

 

父が亡くなってから数日後、私は思い切って母に「母さんは父と喧嘩したとき、叩かれたことがあるんでしょ」と尋ねました。すると、母から返ってきたのは、私が想像していたものとはまったく違う言葉でした。

 

母の返事に知った父の一面

母は静かに「一度もないよ」と答えました。その言葉を聞いたとき、私は少し驚きました。父は大正生まれで、昔気質なところもある人でした。私の幼いころには夫婦喧嘩をしていた印象もあったため、勝手に「きっとそういうこともあったのだろう」と思っていたのです。

 

しかし、母の返事を聞き、私は改めて父のよいところを知った気がしました。寡黙で多くを語らない父でしたが、母に対して越えてはいけない一線を守っていたのだと思うと、胸の中に清々しい気持ちが広がりました。

 

 

両親の姿から感じたこと

夫婦として長い年月を共に過ごす中では、行き違いや意見の相違もあったはずです。それでも、父と母はそれぞれの形で寄り添いながら生きてきたのだと感じました。

 

夫婦が添い遂げるということは、一生をかける大きな営みなのだと思います。私自身も妻との生活の中で、思いがすれ違うことや考えが合わないことがあります。

 

それでも、父母の生き方を思い返すたびに、互いにゆずり合いながら、夫婦として少しずつ円熟していきたいと思うようになりました。

 

まとめ

父が亡くなった後に母から聞いた「一度もないよ」という言葉は、今も私の心に残っています。両親の夫婦としての歩みを知ったことで、私も妻と仲良く添い遂げたいという思いを新たにしました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:佐々木 隆/70代男性・無職

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)

※一部、AI生成画像を使用しています。

 

 

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シニアカレンダー編集部

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