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何気なく先輩に視線を向けたら…「あっ…!」先輩のおしりにシミが。男子もいる中で…どうする?

中学生のころ、放課後の部活動は、私にとって1日の中でも特に楽しみな時間でした。その日もいつも通り練習が始まるはずだったのですが……。何気なく視線を横に向けた瞬間、私は思わず息をのみました。

ふいに目にした先輩の異変

放課後、体育館では練習前のストレッチが始まっていました。私も準備をしながら隣にいた先輩へ目を向けると、ジャージのおしりのあたりに赤い染みが見えたのです。見間違いかと思ってもう一度見ると、やはり間違いありませんでした。

 

「もしかして、生理……?」

 

そう思った瞬間、胸がどきっとしました。

 

隣のコートでは男子バレーボール部も練習をしていて、私たちとの距離はそれほど離れていません。もしこのまま先輩が立ち上がったら、周りの人に気づかれてしまうかもしれない――。そう考えると、私は一気に焦ってしまいました。

 

勇気を出して声をかけると…

しばらく迷いましたが、このまま何も言わないほうが後悔する気がしました。私は意を決して先輩の袖をそっと引き、小さな声で伝えました。

 

「先輩、あの……おしりのところ……ちょっと見たほうがいいかもしれません」と。

 

先輩は最初、不思議そうな表情をしていましたが、私の言葉を聞いて何かを察したようでした。そして、「ちょっとトイレに行ってくるね」とだけ言って体育館を出ていったのです。

 

私は周りの様子が気になって仕方ありませんでしたが、幸い誰も気づいていなかったようで、いつも通りストレッチを続けていました。

 

同じ経験をしていたからこそ

実は私も、その少し前、部活中に経血が漏れてしまい、ヒヤッとした経験がありました。幸い友人が教えてくれたおかげで、大きな恥をかかずに済んだのです。だからこそ、先輩がどれほど焦っているのか、痛いほど想像できました。

 

しばらくして戻ってきた先輩は、困ったような表情をしていました。替えのジャージを持ってきていなかったのです。私はバッグの中から替えのジャージを取り出し、「よかったら使ってください」と声をかけました。

 

先輩は驚いたように目を丸くしたあと、「本当にいいの? 助かる……ありがとう」と何度もお礼を言ってくれました。

 

特別なことをしたつもりはありません。ただ、自分も同じ経験をしたことがあったからこそ、放っておけなかっただけなのです。

 

あの日、友人が私にしてくれたように、今度は私が先輩を支えることができました。この出来事を通して、困っている人に気づいたときは、相手の気持ちに配慮しながら、そっと手を差し伸べられる人になりたいと、改めて感じました。

 

 

著者:吉川香蓮/10代女性・自身の実体験を元に記事を書いています。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)

 

※AI生成画像を使用しています

 

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