施術中に感じた違和感と、不安な空気

いつも通っていた美容院ではなく、別の美容院でカラーの予約をして来店したときのことです。髪が傷みやすいことは事前に伝えていましたが、その日の判断が、後から思い返しても忘れられない出来事につながりました。
この日はカラーのみをお願いするつもりでした。ただ、担当の美容師さんに髪の悩みを相談する中で、「もし可能なら縮毛矯正もできたら」と伝えたところ、「大丈夫ですよ。セット価格でお安くできます」と説明を受けました。その言葉を信じ、お願いすることにしました。
施術が進むにつれ、担当の美容師さんの様子がどこか慌ただしくなっているように感じました。
こちらも次第に不安になっていましたが、はっきりと理由がわからないまま時間が過ぎ、最終的に「今日は無料で大丈夫です」と言われ、そのまま帰ることになりました。
帰宅して髪を洗った瞬間、違和感は現実になりました。髪全体がチリチリになっており、鏡を見た私は思わず大泣きしてしまいました。施術中に美容師さんが何度もアイロンで髪を伸ばしていたことを思い出し、「この状態を目立たなくしようとしていたのかもしれない」と感じました。
後日、店舗に連絡したところ、店側から補償として約6万円を受け取りました。店からは、半年分のトリートメント代に相当する金額との説明がありました。
しかし、接客業に携わる私にとって、髪の見た目はとても大切です。半年間、その状態を隠しながら仕事を続けるのは簡単なことではありませんでした。
◇◇◇◇◇
この体験をきっかけに、私は、慣れない美容院で縮毛矯正を受けることはもうしないと心に決めました。自分の髪と向き合うことの大切さを、強く実感した出来事でした。
著者:流川留美子/40代女性・パート
イラスト/おーちゃん
高圧的な美容師にバッサリ切られた髪

私には、ずっと通っていたお気に入りの美容院がありました。しかし、引っ越しを機に新しい美容院へ行くことに。初めて行った美容院で、思いがけず落ち込む体験をしたのです……。
私は普段アイロンで髪をストレートにしていますが、強いクセ毛でチリチリになりやすい髪質です。そのため、カットの前に自分の髪質についてきちんと説明しました。
ところが、担当した若い男性の美容師は、少し高圧的な態度。私の話への反応は薄く、どこかおっくうそうな様子でカットを始めました。
少しでも雰囲気が良くなればと思い、「縮毛矯正をしたほうが良いですかね?」と聞いてみました。
すると「もう髪が痩せてきているので、縮毛矯正には耐えられないと思いますよ」と、無表情のまま言われました。その後、「傷んでいるところだけ切っておきます」と言われましたが、想像していたよりも短く切られてしまいました。
カットの後、軽くアイロンを通す程度で仕上げが終わりました。私の髪質では、毛先にアイロンを通しただけではまとまりません。十分にアイロンがかかっていない髪はまとまらず、膨らんでいました。
気まずい雰囲気に耐えかねた私は、逃げるように会計を済ませ、店の外に出た後、急いで髪を結んで帰りました。
◇◇◇◇◇
思い返してみると、私以外のお客さんは若い人ばかりでした。「自分には少し雰囲気が合わなかったのかもしれない」と感じ、少し落ち込んでしまいました。
現在は、近所の知人に教えてもらった美容院に通っています。同年代の客も利用している落ち着いた雰囲気の店で、安心して通える場所を見つけることができました。美容師さんの技術だけでなく、店の雰囲気が自分に合うかどうかも大切だったようです。
著者:堂本洋子/50代女性・会社員
イラスト:Ru
友だちの職場でカラーをお願いした日

友だちが働く美容院を訪れた際、同じ店で働く先輩美容師に髪を染めてもらいました。施術後には「良い感じにできましたよ」と声を掛けられ、その言葉を信じてお店を後にしました。その場では、髪全体を細かく確認することはしていませんでした。
帰宅後、自分で鏡を見たり家族に確認してもらったりしたところ、色ムラがあり、全体的にまばらな仕上がりになっていることに気付きました。
時間がたつにつれて気になる部分が増え、このままでは落ち着かないと思い、染め直しをお願いすることにしました。
後日改めて美容院を訪れると、別店舗から来ていたベテランの美容師さんが対応してくれました。施術はとても丁寧で、仕上がりもきれいになり、安心することができました。
ただ、最初に担当した友だちの先輩美容師さんからは、きちんとした謝罪はなく、その点が心に残りました。最終的に髪はきれいに染め直してもらえましたが、この出来事をきっかけに、その美容院に通うことはやめました。
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今回の体験を通して、美容院に求めるものは技術の正確さだけでなく、ミスが起きた際の誠実な対応や、心の通い合いなのだと実感しました。
友だちが働く店だったからこそ、最初に担当した美容師さんから十分な説明や謝罪がなかったことが、より大きな違和感として心に残ったのだと思います。納得できる仕上がりにしてもらうためには、友だちが働く店であっても遠慮せず、その場で髪の状態を確認し、気になることを伝えることが大切だと学びました。
著者:谷まりあ/20代女性・会社員
イラスト:ほや助
まとめ
3人のエピソードに共通していたのは、普段から通い慣れている美容院での施術ではなかったという点です。新しい美容院を試す楽しさがある一方で、担当する美容師さんの技術や店の雰囲気が事前にはわかりにくい面もあります。
今回の体験談からは、施術前に髪質や髪の悩み、希望する仕上がりを共有することに加え、施術中や仕上がりに気になる点があれば、その場で確認することの大切さがうかがえます。店に相談したことで、補償や染め直しにつながったケースもありました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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