白髪染めのため、安価なチェーン店へ
当時はこだわりもなく、カット2000円・カラー4000円ほどの安価なチェーン店へ白髪染めをしに行きました。電話で確認すると「来店順なので予約は不要」とのこと。お店に着くとそこそこ混雑しておりしばらく待つことになりましたが、時間に余裕はあったので、のんびりと順番を待っていました。
「ベルトコンベア式」の接客
ようやく名前を呼ばれ、ベテラン風の女性スタッフに「今日はどうされますか?」と希望を伝えると、そこから先は予想外の展開になりました。その女性はすぐに離れ、準備を始めたのは若いスタッフ。その後も、まるで流れ作業のように入れ替わり立ち替わり、別々のスタッフが作業しに来るのです。
都度人が変わるため、落ち着いて会話をする雰囲気でもありません。「効率重視なんだな」と思いながらスマホを眺めているうちに、ろくな仕上がり確認もないまま、作業は終盤へと進んでいきました。
鏡を見てがくぜん。染め直しで襲った激痛
ふと鏡を見ると、案の定、所々が染まっていない状態でした。スタッフの方に「時間があればやり直します」と言われたのでお願いしたのですが、そこからが本当の試練でした。
白髪染めの薬剤を塗布してしばらくたったころ、頭皮に、今まで経験したことのないような激痛が走ったのです。普段なら多少の痛みは我慢するのですが、そのときはまるで頭皮が焼けるような痛みで、耐えきれずにすぐ流してもらいました。
流した後もしばらくヒリヒリとした違和感が残り、お店側からも特に謝罪のような言葉はなく……。やり場のない気持ちのまま、ぼうぜんとして帰宅したのを覚えています。そのお店は、今も変わらず営業を続けているチェーン店です。
まとめ
あの時のヒリヒリした痛みは、自分の髪や肌を守るための「勉強代」だったのだと感じています。単に安く済ませることよりも、自分の状態を理解し、寄り添ってくれるプロの存在がいかに心強いかを知る、大切な分岐点となりました。
窪田先生からのアドバイス
「焼けるような痛み」は皮膚からの緊急サイン:
白髪染めで感じる「焼けるような痛み」は、薬剤のアルカリ成分などが原因で起こる化学火傷(ケミカルバーン)の兆候です。「少したてば治まるだろう」と我慢するのは非常に危険です。少しでも異変を感じたら、すぐにスタッフへ伝えて薬剤を洗い流してください。
「染め直し」のリスクを正しく知る:
1度目の塗布で染まりが悪かった場合、すでに頭皮のバリアー機能が低下している可能性があります。その状態で再度、刺激の強い薬剤を重ねると、炎症が悪化して重篤な皮膚トラブルを招く恐れがあります。当日の染め直しは避け、数日置いてから判断するのが安全です。
セルフケアと受診のタイミング:
もし帰宅後もヒリヒリ感や赤みが続く場合は、決して自己判断で薬を塗らず、ぬるま湯で優しく流す程度にとどめてください。翌朝になっても痛みやかゆみが引かない、あるいは水ぶくれができている場合は、早急に皮膚科を受診してください。
次回の施術に向けた対策:
一度強い痛みが出た方は、薬剤に含まれる特定の成分に対するアレルギー(接触皮膚炎)を発症している可能性があります。次回以降は必ず「過去に痛みが出たこと」を美容師に伝え、事前のパッチテストを徹底するか、低刺激な薬剤(ヘアマニキュアやヘナなど)への変更を検討してください。強い痛みを経験した方は、次回以降も同じ薬剤で再挑戦するのではなく、皮膚科で原因成分(例:パラフェニレンジアミンなど)の確認をおこなうことも有効です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
著者:吉村みき/50代女性・アルバイト
イラスト:きびのあやとら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)
関連記事:「集中していない…?」美容師に任せた結果、驚きのヘアスタイルに…家族の反応はまさかの【体験談】
関連記事:「頭皮がかゆい」白髪が染められるトリートメントでかぶれ…自然素材なら安心だと思った私の失敗
ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!