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夫「使ったことないけどね」離婚前の同居中、壊れた電子レンジが教えてくれた現実

夫とは離婚することが決まっていますが、子どもの学校の都合で、まだしばらく同居しています。家族として暮らしているようで、気持ちの上ではもう夫婦ではない。その曖昧な関係の中で電子レンジが壊れたことをきっかけに、「家族が終わっていく」とはこういうことなのだと実感しました。

 

離婚しても続く同居生活

夫とは離婚することが決まっていますが、子どもの転校のタイミングを考え、もう少しだけ同じ家で暮らしています。生活は今までとほとんど変わりません。私は子どもたちの世話をし、毎朝のお弁当作りにも追われています。

 

もう夫婦としての関係は終わっているのだから、夫のお弁当を作る必要はないのでは、と考えることもあります。それでも今は同じ家で生活している以上、いつも通りに用意していました。そんなある日、電子レンジが突然動かなくなってしまったのです。

 

夫のひと言に感じた距離

電子レンジが使えないと冷凍ご飯も温められず、お弁当作りにも困ります。そこで新しい電子レンジを買わないかと夫に相談しました。

 

すると返ってきたのは、「俺は電子レンジなんか使ったことないけどね」というひと言でした。その言葉を聞いた瞬間、「買うつもりはないんだ」と感じました。

 

私や子どもたちは今まさに困っているのに、自分が使わないものは必要ないという考えなのかもしれません。もし以前のような関係だったなら、きっと迷わず購入に同意してくれたのではないか。そんな思いが頭をよぎりました。

 

 

家族ではなくなる寂しさ

あと少しだけ、家族として同じ家で暮らす時間があります。でも、その時間の感じ方は私と夫で違っていたのかもしれません。片方が必要だと思っていても、もう片方が必要ないと思えば、そのまま何も変わらない。その現実を目の当たりにしました。

 

電子レンジ1台の話なのに、そこには夫婦の温度差や、これまでの家族の形が少しずつ変わっていく様子が映っているようでした。生活は続いているのに、もう以前の家族ではない。そのことがとても切なく感じられました。

 

まとめ

離婚に伴う気持ちの変化は、離婚届を提出する瞬間だけで完結するものではなく、その前後にも続いていくのだと感じました。

 

今回、電子レンジが壊れたという何げない出来事を通して、夫婦の関係や家族の形が少しずつ変わっていく現実を実感しました。身近な生活用品を巡る出来事だったからこそ、夫との価値観の違いがより鮮明に見えた気がします。この期間に感じた寂しさは、長く心に残るように思います。それでも、新しい生活へ向かうための大切な通過点だったのだと、今は受け止めています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:中村彩花/30代女性・主婦。二児の母。

イラスト:ゆる山まげよ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)

 

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