新居の床に違和感
父はすでに亡くなっていましたが、その後、母も亡くなったことをきっかけに、実家を建て替えることにしました。
両親から受け継いだ大切な場所を、これからも守っていきたい。そんな思いで建て替えを決めたのですが、いざ工事が終わり、新しい家に住み始めると、気になる箇所が出てきました。
それは、キッチンの床でした。歩くと床が少し沈むように感じ、床の上に置いたヒーターも傾いて見えたのです。
建て替えを依頼した建設会社に家の中の気になる箇所を伝えると、工務店の方が来てくれました。そして、キッチンの床にくぎを打ち、くぎの頭が目立たないように、周りの床板と同じような色柄のパテで補修して帰っていきました。
これで安心できると思っていたのですが、1カ月ほどたつと、くぎの頭を隠すために塗ってもらった部分の塗装が剥がれ、くぎの頭が見えてくるようになりました。歩くと床が沈むような感覚も残っていました。
再び工務店にお願いすると、周りの床板と同じ色柄のパテでくぎの頭を目立たないように補修してくれました。しかし、また1カ月ほどたつと同じように塗装が剥がれ、くぎの頭が見えてきてしまいました。
「神経質」と言われて
その状況を工務店に伝えると、「神経質な方ですね」「気にし過ぎですよ」と言われてしまいました。
けれど、私にはどうしても気のせいとは思えませんでした。床を調べてもらったところ、通常は隙間がないはずの部分に、キッチンの床では隙間が空いていたようでした。そのため、くぎを打っても無理な力が加わり、時間がたつとくぎの頭を隠していた塗装が剥がれてしまうようでした。歩くと床が沈むような状態も、くぎを打つだけでは解決しないとのことでした。
つまり、表面を補修するだけでは根本的な解決にはならないのだとわかったのです。何度伝えても、きちんと直してもらうことはできず、「神経質な方」と済まされてしまうことに、私は大きな不安を感じるようになりました。
「満足に丸を」と圧
そんなある日、建設会社の男性担当者が家にやって来ました。工務店へのアンケートに回答してほしいとのことでしたが、その担当者は「アンケートの回答は、すべて満足に丸をつけてください」と言ってきたのです。
私は、キッチンの床がまだ直っていないことや、「神経質な方」と言われたことが心に引っかかっていました。そのため、「ゆっくりアンケートを見てから回答したいです」と伝えました。
すると担当者は、「これから工務店との付き合いも続くので、満足に丸をつけてもらわないと困ります。工務店と険悪になったら、あなたも困るでしょ」と言ってきました。
その言葉に、私は強い圧を感じました。女性1人で対応していることもあり、軽く見られているのではないかと思うと、悔しさと怖さが込み上げてきました。
本当は納得していませんでしたが、今後の関係のことを考えると、その場では逆らうことができませんでした。結局、私は仕方なく、アンケートの「満足」に丸をつけました。
両親から受け継いだ大切な土地に、お金をかけて建て替えた家。それなのに、不具合が解決しないまま対応を重ねるうちに、工務店や建設会社に安心して任せることができなくなってしまいました。
今は大きなストレスを抱えていますが、このまま泣き寝入りするのではなく、住宅診断士に相談して、第三者の目で状況を見てもらおうと思っています。大切な家で安心して暮らしていくために、解決の道を探していきたいです。
まとめ
大切な家だからこそ、違和感を「気のせい」と片付けられたことが何よりつらく感じました。一方で、納得できないことは記録を残し、必要に応じて第三者の力を借りることも大切なのだと実感しました。今後は一つひとつ状況を整理しながら、納得できる形で向き合っていきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※AI生成画像を使用しています
著者:田中恵理/40代女性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
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