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「ただの風邪でしょ?」3週間続くせきで受診した私。医師から告げられたこととは【医師監修】

体に起こったちょっとした異変。様子を見ていれば治ると思っていたものの、症状がだんだん悪化して……。健康に自信があり、当初は深刻に考えていなかった人たちの、「たかが不調、されど不調」の病気エピソードを3つ紹介します。

 

せきだけ残って3週間…まさかの診断に驚き

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冬のある日、子どもが学校から風邪をもらってきました。鼻水とせきが出ていたのですが、夜は一緒に寝ていたため、私にもすぐうつってしまいました。

 

子どもはすぐに回復したのですが、私だけはせきが長引き、3週間たっても治まりません。「さすがに長すぎる」と思い、かかりつけのクリニックを受診しました。

 

医師にエックス線検査の結果を聞くと、「肺炎を起こしていますね」とのこと。まさか自分が肺炎になっているとは思わず、その場で言葉を失いました。医師によると、「最初は風邪のような症状だったものの、その後、肺炎を起こした可能性があります」とのことでした。

 

複数の薬が処方され、服用を始めてからもしばらくせきは治まりませんでした。ようやく回復したころには、「たかが風邪」と油断していた自分を反省しました。

 

◇◇◇◇◇

 

今回のことで、「忙しいから」と後回しにしてはいけないと痛感しました。今後は、風邪だと思っても症状が長引くようなら、早めに医療機関を受診しようと思います。

 

監修/菊池大和先生(医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長)

地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。

 

著者:松本かな/40代女性・パート

イラスト:マメ美

 

「ただの疲れ?」油断が生んだ診断結果

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私は婦人科で助手として働いています。仕事で尿検査に関わることもあり、日ごろから健康管理の重要性を感じていました。だからこそ、自分の体にも人一倍注意を払っていたつもりでした。

 

それなのに、最近なんとなく体がだるく、トイレに行く回数も増えた気がしていました。忙しさのせいだと思いながら、いつものように職場の健康診断を受けました。

 

数日後、健康診断の結果用紙を見たとき、思わず手が止まりました。尿検査の項目に「異常」とあり、医療機関で再検査を受けたところ、膀胱炎(ぼうこうえん/主に細菌が尿道から膀胱に入り、炎症を起こす病気)と診断されました。

 

普段、仕事を通じて水分補給の大切さを意識していた私が、自分自身も同じことを指摘されるなんて。少し恥ずかしくて、でもどこか納得もしてしまいました。

 

思い返してみると、仕事が立て込む日はほとんど水分をとっていませんでした。後で飲もうと後回しにしているうちに、1日があっという間に終わってしまうことが続いていたのです。頭ではわかっていたのに、実際にはできていませんでした。

 

◇◇◇◇◇

 

「知識として知っていること」と「自分のこととして実践できること」は違うのだと、今回の経験で痛感しました。今では意識してこまめに水分をとり、トイレを我慢しないよう心がけています。忙しいとつい自分のケアを後回しにしてしまいますが、周囲を支えるためにも、まずは自分の体の変化に目を向けることが大切だと学びました。

 

監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)

獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかも!?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。

 

著者:徳永リーノ/40代女性・パート

イラスト:藤まる

 

 

足の痛みが続き、受診した結果わかったこと

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運動習慣があり、体力にはそれなりに自信があった私。あるとき階段を下りている最中に足を踏み外し、足首をひねってしまいました。転倒というほどではなく、その場では何とか歩けていたため、深刻には受け止めていませんでした。

 

痛みが続いたため心配になり、整形外科を受診しました。エックス線検査を受けた結果、剥離骨折(はくりこっせつ/靱帯や腱に引っ張られ、付着している骨の一部が剝がれる骨折)と診断されました。

 

「湿布薬を使って安静にしていれば、すぐに治るだろう」という予想は外れました。痛みが続き、日常の動作一つひとつに注意が必要な生活となりました。

 

思うように体を動かせない日々は、想像以上にストレスがかかるものでした。当たり前に歩けていたこと、転ばずに過ごせていた日常のありがたさを、初めて強く意識するようになりました。

 

◇◇◇◇◇

 

今回の経験を通じて、けがをしてから回復するまでの大変さと、日ごろから足元に注意することの大切さを実感しました。私自身、体力に自信があったことで、自分の感覚を過信していたのかもしれません。

 

これからは、「急いでいるときこそ足元に意識を向ける」「小さな違和感を放置しない」といったことを心がけ、時間にも気持ちにも余裕を持ちたいと思います。当たり前の毎日を健やかに過ごすためにも、日ごろから足元や体の変化に目を向けていきたいです。

 

監修/中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長)

整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』『ひざたたき 世界一かんたんな健康法』(アスコム)。

 

著者:大岡亜子/70代女性・主婦

イラスト:はせがわじゅん

 

まとめ

年齢にかかわらず、せきやだるさ、痛みなどの身近な症状の陰に、治療が必要な病気やけがが隠れていることがあります。普段との違いに最初に気付くのは、自分自身であることも少なくありません。

 

今回の3人は、「いつもと違う」「なかなか良くならない」と感じて受診したことで、病気やけがが明らかになりました。身近な不調でも、続き方や強さに目を向けることの大切さを改めて感じるエピソードです。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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