娘との食事中、何げなく口にした言葉
私は50代の主婦です。ある日、大学生になった娘と一緒に食事をしていたときのことでした。私は何げなく、最近の若い世代の生活態度について、少し批判的なことを口にしていました。深い意味があったわけではなく、世間話の延長のようなつもりでした。
すると娘が、穏やかな口調で「お母さんも昔、おばあちゃんに同じようなことを言われて嫌だったって話してたよね」と言ったのです。
娘のひと言に返す言葉を失った
その瞬間、私ははっとしました。たしかに若いころの私は、親世代から価値観を押し付けられることに強い抵抗を感じていました。当時は、どうしてわかってくれないんだろうと不満を抱いていたこともあります。
それなのに、気付かないうちに自分が同じことをしていたのです。私は返す言葉が見つからず、その場は少し気まずい空気になりました。その一方で心の中では、娘の言葉を重く受け止めていました。
少しずつ変わった娘との会話
それ以来、私は娘と話すとき、まず相手の考えを受け止めることを意識するようになりました。すぐに否定したり、自分の考えを押し付けたりするのではなく、「そういう考え方もあるんだね」と、一度受け止めるようにしたのです。
すると、娘との会話は以前より柔らかく、穏やかなものになっていきました。以前より自然に話せる時間も増え、会話そのものを楽しめるようになりました。
まとめ
今回の出来事で、年齢を重ねるうちに、自分の考えが正しいと思い込んでしまうことがあるのだと気付かされました。だからこそ、これからは相手の立場や時代の違いを決めつけず、まず耳を傾ける姿勢を大切にしていきたいと思いました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:内海陽子/50代女性・主婦
イラスト:アゲちゃん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
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