入社してすぐ付き合うことに
私が入社して2週間ほど経ったころ、今の夫と初めて仕事で話しました。その後、連絡先を交換し、食事へ行くこと仲に。
入社から3週間ほどで告白されたのですが、当時は別に連絡をとっている人がいたため、一度お断りしました。それでも仕事を通して接するうちに、真面目で誠実な人柄に惹かれ、気づけば私のほうが彼を好きになっていたのです。
こうして入社から2カ月も経たないうちに交際がスタート。同じ職場だったため、仕事では意見がぶつかることもありましたが、お互いに支え合いながら順調に付き合っていました。
女子会で私だけ冷たい態度…その理由は?
付き合い始めてしばらくしたころ、会社の女子会へ参加しました。同じグループ会社で働く女性たちとの食事会で、私は初めて会う人も多く、「仲良くなれたらいいな」と楽しみにしていたのです。
ところが、その場にいた一人の女性だけ、私への態度が明らかに違いました。
あいさつをしても目を合わせてもらえず、話しかけてもそっけない返事。ほかの人とは楽しそうに話しているのに、私にだけ壁を作っているような雰囲気でした。
「私、何か失礼なことをしたのかな……」
理由がわからないまま時間だけが過ぎ、帰るころにはすっかり落ち込んでしまいました。
帰宅後、彼にその出来事を話すと、少し気まずそうな表情を浮かべてこう言ったのです。
「もしかして、その人って〇〇さん?」
私がうなずくと、彼は申し訳なさそうに続けました。
「実は昔、その人に告白されたことがあって……断ったんだ」
思わず「え!? 原因はあなただったの!?」とツッコミを入れてしまいました。しかし、私自身が何かをしたわけではなかったと知り、少しだけ気持ちが軽くなりました。
あのときは、「嫌われるようなことをしてしまったのでは」と、一人で悩み続けていました。しかし、人間関係には自分では知ることのできない事情が隠れていることもあります。
あの出来事以来、相手の態度だけで必要以上に自分を責めるのはやめようと思うようになりました。見えているものだけがすべてではない――そんなことを教えてくれた、今でも忘れられない出来事です。
著者:田中加奈子/30代女性・二姉妹を育てるワーママです。毎日、ワンオペでバタバタ忙しいです。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
※AI生成画像を使用しています
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