初孫として大切にしてもらった長女
私は結婚し、長女を授かりました。長女は義実家にとって初孫だったこともあり、とてもかわいがってもらっていました。
初節句のときには、私の両親や姉夫婦も招いて、義実家が盛大にお祝いの席を設けてくれました。出産祝いもいただき、私は内祝いを贈ってお返ししました。
当時は、義実家が長女の誕生を心から喜んでくれていることに、ありがたい気持ちでいっぱいでした。
義父から何度も聞かれた2人目のこと
それから2、3年ほどたったころ、義父から「2人目は?」と聞かれるようになりました。しかも、息子である夫には言わず、嫁である私に直接何度も言ってくるのです。
私たち夫婦は、もともと子どもは2人ほしいと考えていました。ただ、授かり婚だったこともあり、しばらくは家族3人でゆっくり過ごしたいという思いがありました。共働きで忙しい日々を送っていたため、そのころはまだ2人目のことを具体的に考える余裕がなかったのです。
それでも、長女の保育園の友だちには兄弟や姉妹がいて、楽しそうにしている様子をよく目にしました。長女のためにも、2人目を考えたほうがよいのかもしれないと思うようになりました。
次女の誕生時に感じた温度差
仕事の区切りが見えてきたころ、私たちは2人目について前向きに考えるようになりました。そして、やがて次女を授かりました。次女が生まれたときは、長女のときのように親族で集まる盛大なお祝いの席はありませんでした。
義母から出産祝いをいただいたものの、長女のときとは金額にも違いがありました。もちろん、お祝いは金額ではなく気持ちが大切なのだとわかっています。それでも、長女のときと比べて歓迎され方に差があるように感じてしまい、「次女の誕生も、同じように喜んでほしかった」と胸がざわつきました。
夫に確認してもらうと、義実家にも生活面での都合があったようでした。それを聞いて納得しようとしたものの、初孫である長女と次女への喜び方に差があるように見えたことが、どうしても悲しく感じられました。
改めて感じた寂しさ
その後、話し合いの末、義母から改めてお祝いを受け取りました。私はその分についても、内祝いを贈りました。ただ、お祝いを受け取ったからといって、気持ちがすっきりしたわけではありませんでした。
私がつらかったのは金額そのものよりも、次女の誕生が長女のときと同じようには喜ばれていないように感じたことだったのだと思います。今でも、そのときに感じた寂しさは心に残っています。
まとめ
子どもや孫への接し方に差があるように見えると、親として思っている以上に寂しさを感じるのだと気付きました。お祝いの形は家庭の事情によって違う場合がありますが、私は、子どもたちに「どちらも同じように大切にされている」と感じてほしかったのだと思います。私自身、将来孫ができたら、どの子にもできるだけ同じように愛情を伝えていきたいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:三田智子/50代女性・会社員
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
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