友人夫婦が目の前で始めたこと
その友人とは職場で知り合い、以前から仲の良いグループでよく遊んでいました。
その日もみんなで集まる予定だったのですが、ほかのメンバーが急きょ来られなくなり、「せっかくだから家においでよ」と友人が誘ってくれたのです。
少し緊張しながら訪ねると、奥さんが笑顔で迎えてくれました。3人でコーヒーを飲みながら他愛もない話をしていると、友人が突然、奥さんに向かってこう言いました。
「じゃあ、あれやろっか」
すると奥さんも笑顔で「うん!」とうなずき……突然、テレビゲームを始めたのです。
僕は「夫婦でゲームなんかするんだ」と少し意外に思いました。でも、2人は勝っても負けても大笑い。お互いをからかったり、「今の惜しかったね」と笑い合ったり、とても自然な雰囲気で楽しんでいました。
「ちょっと待って、もう一回!」
そんなやり取りを見ているうちに、僕はいつの間にか一緒になって笑っていました。
結婚したら、お互い好きなことより家庭を優先して生活するものだと勝手に思い込んでいました。しかし目の前にいたのは、好きなゲームを一緒に楽しみながら笑い合う夫婦だったのです。
結婚へのイメージが変わった日
後日、友人と偶然会ったとき、僕は気になっていたことを聞いてみました。
「休日って、いつも奥さんとゲームしてるの?」
すると友人は、不思議そうな顔で「そうだけど?」と答えました。あまりにも当たり前という表情だったので、思わず笑ってしまいました。
無理に相手へ合わせるのではなく、お互いが好きなことを一緒に楽しんでいる。その何気ない時間が、2人にとって一番心地いい休日なのだと知りました。
それまでの僕は、「結婚すると自由な時間がなくなり、趣味も我慢するものだ」と思い込んでいました。でも、友人夫婦の何気ない休日を見て、その考えは変わりました。今でもあの日の光景は、僕にとって理想の夫婦の姿として心に残っています。
著者:田中洋一/40代男性・会社員。野球が大好きで最近はメジャーリーグの試合結果ばかりが気になります。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
※AI生成画像を使用しています
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