夜の空港へ突然のドライブ
ある日の夜、当時同棲中だった彼から「ちょっとドライブしよう」と誘われました。行き先を知らされないまま車に乗り、到着したのは空港。夜景がきらきらと輝き、プロポーズにはぴったりと思えるほどロマンチックな雰囲気でした。
同棲を始めて半年ほどたっていたこともあり、私は心の中で「今日、もしかして……?」と期待していました。
ところが、彼から結婚に関する言葉はありません。私たちはそのままゆっくりと景色を眺め、彼からはプロポーズの言葉がないまま帰宅しました。
わかめうどんを食べようとした瞬間
家に戻ると小腹が空いたため、私はわかめうどんを作ることにしました。ゆで上がったうどんにわかめをのせ、「さあ、食べよう」と箸を持ち上げた、その瞬間でした。
彼が突然、真剣な表情で「結婚しよう」と言いました。
あまりにも予想外のタイミングに、うれしい一方で、「今!? わかめうどんを食べる直前に!?」と、頭の中でツッコミが止まりませんでした。
なぜ空港で言わなかったの?
もちろん、彼からのプロポーズはとてもうれしいものでした。ただ、あれほどロマンチックな空港では何も言わず、なぜ帰宅後、わかめうどんを食べようとした瞬間にプロポーズしたのか、その理由は今もわかりません。
「空港で夜景を眺めているときのほうが、絶好のタイミングだったのでは……」と、思い返すたびに不思議な気持ちになります。
空港では何も言われなかっただけに、帰宅後のプロポーズは驚きも含めて忘れられない出来事になりました。
まとめ
この出来事を通して、プロポーズには場所や演出だけでなく、その人らしさも表れるものなのかもしれないと感じました。
ロマンチックな場所でのプロポーズもすてきですが、空港で何も言われなかったからこそ、何げない日常の中で突然告げられた言葉は、私にとって忘れられない思い出になりました。
今でもわかめうどんを見るたびに、彼からプロポーズされた瞬間を思い出し、少し笑ってしまいます。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:斎藤春香/40代女性・会社員
イラスト:ののぱ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
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