「え…貯金は?」返ってきた言葉に絶句
私たちが契約した式場では、契約時に費用の10%を支払い、残りは結婚式後に精算することになっていました。
結婚式が近づいたある日、「そろそろ費用のことも整理しておこう」と話していたときです。彼は一枚の封筒を差し出しながら言いました。
「俺が出せるのは、この金額かな」
中に入っていたのは、お義母さんから結婚祝いとしていただいたお金でした。私は思わず「え……貯金は?」と聞き返してしまいました。
すると彼は、不思議そうな顔であっさりひと言。
「ないよ?」
その返事を聞いた私は、言葉を失いました。
結婚式の費用は400万円以上。もともと2人で決めた結婚式だったのに……。
ご祝儀をいただいても、とても足りる金額ではありません。結局、私はこれまでコツコツ貯めてきたへそくりを切り崩し、不足分を補うことになりました。
結婚後に気づいたお金の価値観の違い
もともと私は、貯金をするのが好きなタイプです。一方、夫は「ある分だけ使う」という考え方で、ほとんど貯金をしていませんでした。
結婚前はそこまで深く考えていませんでしたが、一緒に暮らし始めると、お金に対する価値観の違いは何度もぶつかる原因になりました。
生活費や貯金のこと、将来のお金の使い方など。気づけば、一番多く話し合ったのはお金に関することだったように思います。
そのたびに、お互いの考えを伝え合い、時には意見がぶつかりながらも、少しずつ夫婦としてのルールを作っていきました。
結婚式直前に夫の貯金がないことを知ったときは、本当に驚きました。でも今振り返ると、結婚生活で大切なのは、お金があるかどうかだけではなく、お互いのお金に対する考え方をきちんと知り、納得できるまで話し合うことなのだと思います。
他人同士が一緒に暮らしていく以上、価値観の違いは避けられません。この出来事で、お金のことほど、結婚前からしっかり話し合っておくべきだったのだと実感したのでした。
著者:山本花子/30代女性・結婚10年目の元気な主婦です。趣味は音楽鑑賞やカラオケです。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
※AI生成画像を使用しています
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