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「おならじゃないの!」夫にストレッチの成果を披露した私。部屋に響いた音の正体【医師解説あり】

産後の私は、少しでも以前の体に近づきたいと思い、ストレッチを続けていました。体が動くようになってきたので、その成果を夫に見てもらうことに。ところがそのとき、思いも寄らない出来事が起きたのです。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師早川 潤先生
産婦人科 | 早川クリニック 院長

産婦人科専門医。大阪大院医学博士。大阪・心斎橋で70年以上続く早川クリニックの院長として、思春期から更年期以降まで、幅広い世代の女性の健康を支えている。医師同士の相互評価により選ばれる「Best Doctors of Japan」にも選出。専門性に基づいた、丁寧でやさしい診療を大切にしている。HP:https://hayakawa-clinic.jp/
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夫に披露したストレッチの成果

妊娠と出産で変わった体型と体調を戻すために、毎日ストレッチをしていました。

 

ある日、リビングで体を伸ばしながら「見て、このくらい曲がるようになったよ!」と、少し得意げに夫へ披露しました。続けてきた成果を感じられたことがうれしく、夫に褒めてもらえるかもしれないと期待していたのです。

 

部屋中に響いた大きな音

ところが次の瞬間、自分でも驚くほど大きな腟なら(ちなら:腟に入った空気が外へ出る際に、おならのような音が鳴ること)が出たのです。部屋は一気に静まり返り、まるで時間が止まったような感覚になりました。

 

しかし、夫は微動だにせず、テレビに視線を向けたままです。私は恥ずかしさと焦りでいっぱいになり、

 

「違うの! これはおならじゃないの。腟ならなの! 産後は体の変化でこういう音が出ることもあるの!」

 

と、なぜか笑いながら必死に説明していました。

 

 

ひと言で終わった夫の反応

私が慌てて説明を続ける中、夫は「へえ」とひと言だけ返しました。そして何事もなかったかのように会話を終わらせ、再びテレビを見始めたのです。

 

私は恥ずかしいやら寂しいやら、複雑な気持ちになりました。その場では笑っていたものの、今でも思い出すと顔が赤くなるほど、印象に残っている出来事です。

 

まとめ

今回の出来事で、産後の体には自分が思っている以上にさまざまな変化があるのだと実感しました。また、体を動かしていると、思いがけないことが起こる場合もあるのだと身をもって知りました。それでも、続けてきたストレッチの成果を感じられたことはうれしかったので、これからは人に見せることにこだわらず、自分のペースで続けていきたいと思っています。

 

医師による解説:腟ならが起こる仕組みと注意点

腟ならは、腟内に入った空気が体の動きなどによって外へ出る際に生じる音です。産後に起こりやすくなる可能性や、受診したほうがよい症状について解説します。

 

腟内の空気が抜けるときの音

腟ならは、腸内のガスによる「おなら」とは異なり、一般ににおいを伴わないことが多いとされています。

 

ストレッチや運動、姿勢の変化、性交など、腟内に空気が入りやすい動作をしたときに起こることがあります。たまに鳴る程度で、痛みなどほかの症状がなければ、通常は大きな心配はいりません。

 

産後は起こりやすくなることも

妊娠や出産では、骨盤底筋やその周囲の組織に負担がかかるため、その影響で腟内に空気が入りやすくなり、腟ならが起こりやすくなる可能性があります。産後の骨盤底のゆるみや、下垂感・尿漏れを伴う場合は、骨盤底の状態も含めて相談するとよいでしょう。

 

ただし、腟ならは出産経験のない人にも起こるため、必ずしも産後の変化だけが原因とは限りません。

 

ほかの症状があれば受診を

腟ならが頻繁に続く場合や、尿漏れ、腟の下がるような違和感、痛みなどを伴う場合は、骨盤底の状態について婦人科などで相談してもよいでしょう。

 

また、腟から便や尿が漏れる、悪臭のあるおりものが出る、感染を繰り返すといった症状がある場合は、まれに腟と周囲の臓器をつなぐ通り道ができている可能性もあるため、早めの受診が必要です。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:早川 潤先生(早川クリニック 院長)

著者:柴咲さくら/40代女性・パート

イラスト:ほや助

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)

 

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