その後、花は幸いにも無事出産。少しでもラクをしようと、生後3カ月の息子・みおくんを保育園に入園させますが、提出した就労証明書に記載された就労状況は真っ赤なウソ——。
飲食店を経営する義父に、本当は週1の手伝いをフルタイム勤務と偽装してもらったのです。
花はみおくんを預けている間にたっぷりと昼寝をし、お迎えはいつも延長保育の上限である20時近く。さらには休日出勤とウソをつき、土曜保育を利用して夫とデートに出かけてしまいます。
いつもと違ってフルメイクのママに、保育園の先生は違和感を覚え…
















いつもはカジュアルな服装でノーメイクのママが、ばっちり着飾り、ばっちりメイク——。
保育園の先生は、服装やメイクは「別に個人の自由だから……」としながらも、生後3カ月の子どもを週6で預ける花への疑念を拭いきれないのでした。
ポニーテールの先生が言うとおり、服装もメイクも個人の自由。仕事の日でも、カジュアルな服装の日があったり、着飾る日があったりしてもおかしいことではありません。ですが花は実際、土曜保育を利用して夫とデート。もうひとりの先生が抱いた疑念は、図らずも当たっていたのです。
とはいえ、子どもを預けて夫婦水入らずで出かけたいときもありますよね。息抜きになるだけでなく、夫婦ふたりの時間を持つことは、わが子のことをゆっくり話し合う機会にもなります。
ただ、花のように実際の就労状況とは異なる内容で申請するのではなく、それぞれの制度やサービスの利用条件を守って活用することが大切です。みおくんの通う保育園では「就労以外の保育はダメ!」とのことですが、利用できるサービスやその条件は、自治体や施設によって異なります。
夫婦だけで過ごす時間を持ちたいときは、対象月齢や利用条件を確認したうえで、一時預かりやファミリー・サポート・センター、ベビーシッターなどを活用するのもひとつの方法です。
2026年度からは、保育所や認定こども園、幼稚園などに通っていない生後6カ月から満3歳未満の子どもを対象に、保護者の就労要件を問わず、月10時間の範囲で利用できる「こども誰でも通園制度」も全国で本格実施されています。
みおくんは生後3カ月で、すでに保育園に通っているため、この制度の対象ではありませんが、子どもの年齢や家庭の状況に応じて利用できる支援やサービスはさまざまです。自分たちに合った支援をじょうずに取り入れながら、無理なく子育てを続けていけるといいですね。
神谷もちさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
神谷もち
