ママの不在をどこか軽く見ていた蒲倉家。けれど、周りの受け止め方は違いました。萌香や律が友人に話すと「行方不明では」と心配され、少しずつ家族にも不安が広がっていきます。
さらに、パパが親族へ連絡しても手がかりは得られません。勤務先も友人の連絡先もわからない中、ママのクローゼットから洋服がごっそり消え、スーツケースもなくなっていることが判明。以前ママがしていた“断捨離”は、家出の準備だったのではないか。律がそう考えたことで、家族に動揺が走り……。
ママの家出はパパのせい……!?














律は、ママが以前していた断捨離は、家出の準備だったのではないかと話します。それを聞いた萌香は、「パパのせいだよね?」とパパを責め始めました。家のことをママに任せきりにしながら、文句ばかり言っていたことが原因ではないかと詰め寄ります。
しかしパパも、「俺だけが悪いのか?」と反論。律や萌香もママに甘えていたと指摘され、2人は気まずそうな表情に。すると萌香は「そこまで言うなら、ママの代わりをやってみせてよ!」とパパに迫るのでした。
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トラブルが起きたとき、つい「誰のせい?」と考えてしまうことがありますよね。けれど、今回少し寂しく感じるのは、家族の誰からも「ママは大丈夫だろうか」「つらい思いをさせてしまったのではないか」と、ママ自身を心配したり、自分のこれまでの態度を振り返ったりする言葉が出てこないことです。
家族が連絡も取れず行き先もわからないのであれば、まずは安全を確認することが大切。そのうえで、誰が悪いのかを責め合うのではなく、「なぜママは家を出るほど追い詰められていたのか」「自分はママに甘えすぎていなかったか」と、それぞれが考える必要があるのではないでしょうか。
家事を誰がするかだけではなく、家族の気持ちにも目を向け、お互いを思いやることの大切さを改めて考えさせられますね。
紙屋束実
