ママの家出が濃厚になり、動揺する蒲倉家。萌香は「パパのせいだよね?」と、家のことをママに任せきりにしていたパパを責めます。しかしパパも、「俺だけが悪いのか?」と反論。律が夜中にゲームをしてママに怒られていたことや、萌香も実家暮らしでママに甘えていたことを指摘しました。
責任を押しつけ合う家族。そんな中、萌香は「そこまで言うならママの代わりをやってみせてよ!」とパパに迫り……。
ママがいなくなったことの重大さに気づく家族……
















翌日、パパは買ってきたお弁当を温めようとしますが、電子レンジの使い方がわからず困ってしまいます。一方、萌香はシャンプーがなくなったことをきっかけに、日用品や食料品の買い出し、ゴミ出し、掃除、お金の管理は誰がするのかと不安を口にします。
さらに律も、口座の残高や公共料金の引き落としを心配し始めます。けれどパパは、ゴミ出しのことはもちろん、お金のこともまったく把握していません。家族は買い物や掃除、ゴミ出しの分担をめぐって混乱するのでした。
◇ ◇ ◇
家事は、料理や掃除のように目に見えるものだけではありません。買い物のタイミングを考えたり、日用品の残りを確認したり、支払いを管理したり……。生活を回すためには、たくさんの細かな作業があります。
ママがいなくなって初めて、それらの多くをママが担っていたことに気づいた家族。まず必要なのは、「こんなにやってくれていたんだ」と気づき、これまで支えてくれていたことに感謝することではないでしょうか。
そして、誰かひとりがやってくれることを当たり前にせず、家族みんなで家のことに目を向け、できることを担っていけるといいですね。
紙屋束実