娘のお友だちから豪華なお土産が次々と…
Aちゃんと公園へ遊びに行った娘が、「Aちゃんが『いつもお土産をもらっているから、ママに渡して』って」と、“北海道限定”と書かれたチョコレートの小箱を持ち帰ってきました。
娘とAちゃんは仲良しですが、Aちゃんのママとは保護者会で少し話したことがある程度で連絡先も知らなかったため、そのときは娘を通してお礼を伝えてもらいました。
すると別の日には、ハワイの有名なパイナップル型のクッキーを、さらに翌月にはご当地限定のスナック菓子を「Aちゃんにもらった」と持ち帰ってきたのです。
お友だちの口から明かされた衝撃の事実
それからしばらく経ったある日、娘を小学校の近くまで迎えに行った際にたまたまAちゃんと遭遇しました。私が「いつもおいしいお土産をありがとう! 旅行は楽しかった?」と声をかけると、Aちゃんは少し気まずそうな様子で、衝撃の事実を明かしたのです。
「本当はね、旅行には行ってないの! お菓子はママがお店で買ってきたんだよ」
「私が言ったことは、ママに内緒ね!」
その場は「そうなのね」と笑って答えたものの、それ以来、私はAちゃんのママに会うのがなんだか気まずくなってしまいました。
心遣いの難しさと、お土産との付き合い方
後日、学生時代からの友人にこの話をすると、世間には“お土産マウント”(旅行や充実した生活を暗に自慢するような行為)という言葉があることを知りました。
実際にAちゃんのママにそんな意図があったかどうかはわかりません。ただ、私がお土産を渡すことを、もしかすると負担に感じていたのかもしれないと思ったのです。
それ以来、旅先などで買ったお土産は本当に親しい間柄の相手にのみ渡すようにし、ママ友の前では「どこかに行った」という話もあまりしなくなりました。
今回の一件は、子どもに対する「言わないでね」は通用しないと実感するとともに、ちょっとしたお裾分けであっても、相手の負担にならないような配慮が大切なのだと気づかされた出来事となりました。
著者:河原りさ/30代女性。2016年生まれと2018年生まれの女の子2人、2024年生まれの男の子のママ。花屋に勤務。都会のおでかけスポットや植物に関心あり。
イラスト:森田家
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)