シングルマザーで経済的に余裕がない叔母…それでも
しかし母を通じて、叔母はシングルマザーで経済的に余裕がなく、「ご祝儀を包んで出席するのは難しい」と聞きました。そこで私は、「ご祝儀は気にしないでください。来てもらえるだけでうれしいです」と手紙を書き、改めて招待しました。
すると叔母は快く出席してくれることに。結婚式当日、叔母は私の姿を見て「きれいになったね」と涙ぐみながら言ってくれたのです。私は、叔母に来てもらえて本当によかったと思いました。
式が終わったあと、ご祝儀袋を確認すると、叔母の袋の中にはお金ではなく、1枚の便箋が入っていました。
そこには、「結婚式に呼んでくれてありがとう。小さいころ、公園で遊んだことや手をつないで歩いたことを、私も覚えています。あのころの小さなあなたが花嫁さんになったと思うと、胸がいっぱいです。幸せな家庭を築いてください」と書かれていました。
その言葉を読んだ瞬間、涙がこぼれました。ご祝儀よりも、ずっとあたたかいものを受け取った気がしたのです。小さいころにやさしくしてくれた人への感謝は、大人になっても心に残るものなのだと感じた出来事です。
著者:田中 あゆみ/30代女性/小学生女子の母。プライベートと仕事のバランスを整えるため、今年からパート勤務に切り替えました。
イラスト:きょこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
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