ママ同士、夫の飲み会の愚痴が止まらない!
私たちは30代後半の夫婦です。夫の友人であるA君夫婦とは子どもの年齢が近いこともあり、家族ぐるみで仲良くしていました。妻のBさんとは、2人でランチしたり、ショッピングに行ったりするほど気の合う間柄です。
そんなある日、久しぶりにBさんとランチに出かけました。食事を楽しみながら、「今日、パパが会社の飲み会なんだよね……。今週もう2回目だよ」と私が何げなく愚痴をこぼすと、Bさんは「うちはほぼ毎日だよ〜」と苦笑い。
夫から「A君は仕事が忙しくて接待も多い」と聞いていた私は、「毎日なんて本当に大変だね」と、Bさんをねぎらう言葉をかけました。
その日の夜、夫が帰宅。「飲み会、どうだった?」と軽い気持ちで声をかけると、夫は「それどころじゃない」と真顔で返してくるのです。
「あれはどう見てもキャバ嬢」現場を夫が目撃
「何事?」と思い夫に尋ねると、飲み会をしていた店にA君がいて、しかも女性と一緒だったというのです。そして「仕事の取引先との接待には見えなかった。キャバクラで働く女性との同伴のようだった」と声を潜めて言います。
私は、「はっ? A君が? 仕事の飲み会ってウソ?」と、思わず大声を上げてしまいました。夫は、いわゆる「同伴」ではないかと考えたようです。夫は「いい年して、何をやってるんだか」と完全にあきれ果てていました。
日ごろからワンオペで頑張っているBさんの顔が浮かびました。仕事に家事、子育てと、毎日必死に家族を支えているBさんの姿を、同じ主婦として身近に感じていました。
それなのに、A君だけが好き勝手に楽しんでいるのなら、許せません。すぐにでも、夫が目撃したことをBさんに伝えるべきか激しく悩みました。
しかし、夫から「余計な口を挟むとトラブルになるから」と強く止められ、モヤモヤを抱えたまま黙っていることにしたのです。
誤魔化していたつもりが…知らぬはどちら?
数日後、再びBさんとランチに。夫から話を聞いて以来、どうしても胸のモヤモヤが取れない私は、意を決して「実はね……」と切り出し、あの夜の出来事を打ち明けました。
するとBさんは、ショックを受けるどころか「ああ、その話ね」と、信じられないほど落ち着いた様子でつぶやいたのです。
Bさんによると、とっくの昔からA君の不穏な行動に気付いており、キャバクラ通いについても把握していたそうです。
「万が一、離婚ってなったときの切り札としてあえて黙ってるの」
とBさんは冷たく言い放ち、さらに淡々と続けます。
「今はまだ子どもが小学生だから、すぐにどうこうするつもりはないよ。でも正直、あいつがいなくても、私ひとりで生活は成り立つんだよね」
夫に頼らなくても生活できるという発言に、私は言葉を失いました。何も知らずに、「うまくごまかせている」と思い込んでいたのは、A君のほうだったのです。
帰宅後、事の一部始終を夫に話すと、夫は天井を見つめながら「Aのやつ、完全に自分の立場がわかっていないな……」とポツリ。仕事の飲み会だとウソをつき、自分はうまく隠し通せていると思いながら、好き勝手に遊んでいたA君。
しかし実際には、すでにBさんには見抜かれていたのだと知り、なぜかヒヤリとしました。
親しいとはいえ、これ以上、2人の関係には深入りしないほうがいいのだと、静かに思ったのでした。
まとめ
仕事の飲み会だと聞いていた一方で、女性と会っていたA君に、私は強い怒りを覚えました。しかし、Bさんはすでに状況を把握し、夫に頼らなくても生活できると冷静に話したのです。その言葉を聞き、A君への怒りは次第に複雑な気持ちへと変わっていきました。夫婦の関係には、外から見ただけではわからない事情や考えがあるのだと思い知らされた出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:小池 希/30代のパート主婦。ゴルフが趣味の夫と、2020年生まれの元気いっぱいな娘と、2022年生まれのいたずらっこの息子との4人家族。最近肌のたるみが気になり始め、夫に内緒で高めの美顔器を購入。こっそり若返りを目指して奮闘中!
イラスト:おみき
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
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