初めて親友に彼女を紹介
当日、僕たちはカフェで会うことになりました。
親友は、良くも悪くも思ったことをすぐ口にするタイプです。悪気はないのですが、「彼女に失礼なことを言わないかな……」と、僕は少し心配していました。
ところが、実際に会ってみると親友の反応は予想以上に好意的でした。
「かわいいじゃん!」
「すごく感じのいい人だね」
彼女のことを何度も褒めてくれ、僕もつい誇らしい気持ちに。彼女も最初こそ緊張していましたが、少しずつ笑顔を見せるようになりました。
その後は、仕事や休日の過ごし方など、当たり障りのない話をしながら3人で過ごしていました。
「良い雰囲気でよかった」
僕がホッとした、まさにそのときです。突然、店内に「グゥ~~」という音が響きました。
突然の音に彼女は…
一瞬、3人とも無言になりました。そして彼女が顔を赤くしながら、おなかを押さえたのです。
「ごめん……今日あんまり食べてなくて」
どうやら、彼女はおなかがペコペコだった様子。僕と親友は思わず顔を見合わせ、その場の空気が一気にやわらぎました。
親友が「じゃあ何か食べようよ」と言い、彼女はそのカフェでパスタを注文することに。
先ほどまで少し緊張していたのがうそのように、「おいしい!」とうれしそうにパスタを食べる彼女。その飾らない姿を見ていると、僕まで自然と笑顔になりました。
親友もすっかり打ち解けたようで、その後は3人で楽しく話すことができました。
初めて親友に彼女を紹介するということで、僕も彼女も緊張していました。しかし、思わぬハプニングのおかげで、かえってその場の空気がやわらいだように思います。
そして、おなかが鳴って恥ずかしそうにしながらも、おいしそうにパスタを食べる彼女を見て、僕はそんな自然体なところをさらに好きになりました。完璧に振る舞おうとするよりも、飾らない姿を見せられる関係のほうが心地いいのだと感じた出来事です。
著者:田中晴雄/40代男性・会社員。趣味は競馬。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)
※AI生成画像を使用しています
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