彼の実家へ行ったら…
私は子どものころから、両親が仲良く会話する姿をほとんど見たことがありませんでした。父は厳格で口数が少なく、母が話しかけても返事をしないことがあり、機嫌が悪いときには、母に厳しい態度を取ることも。
2人で笑い合うような場面もほとんどなく、私は「みんな、結婚するとこうなるのかな。こんな結婚生活なら、ひとりのほうがいい」と思っていました。
社会人になってから、ある男性と交際を始めました。しかし、「この人も結婚したら変わってしまうのだろうか」と不安を拭えずにいたのです。
そんなある日、彼の実家で家族そろって食事をすることに。彼は両親や兄、妹たちと明るく会話を交わし、とても楽しそうに過ごしていました。甥や姪にもやさしく接し、かわいがっていることが伝わってきました。
その姿を見て、彼は家族との関係を大切にする、愛情深い人なのだと感じました。「彼なら、結婚しても家族を大切にしてくれるかもしれない」。そう思えたことで、私は少しずつ結婚を前向きに考えられるようになったのです。
彼と結婚して10年が経った今も、私や子どもたちを大切にする姿勢は変わりません。私の話にも真剣に耳を傾け、「いつもありがとう」と感謝の言葉を伝えてくれます。
あのとき、彼を信じて結婚してよかったです。私も感謝を忘れず、これからも夫を大切にしていきたいです。
著者:田中美希/30代女性・主婦。2人の息子を育てています。ひとりでランチに行ったり、ぼーっとしたり、ひとりの時間を大切にしています。
イラスト:はせがわじゅん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
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