ある日、キョウコさんは出張、義母が宗教活動で不在のなか、発熱したヒロトくんを自宅で看病していたトモヤさん。そこへ突然アミさんが来訪し、夫婦の寝室で関係を持ってしまいます。ヒロトくんに市販薬を飲ませただけで、トモヤさんはアミさんがいる間、ヒロトくんを放置していました。
帰宅したキョウコさんは、ぐったりしたヒロトくんを見て、どうして病院に連れていかなかったのかとトモヤさんを問い詰めます。キョウコさんとヒロトくんが病院へ向かったあと、義母に言われるがままキョウコさんたちを迎えに行きました。
その後、家に残った義母は寝室をチェックし、見慣れない下着を発見。トモヤさんの不倫に気付きますが、義母は、「熱を出したヒロトちゃんを放って自宅で不倫? 私の育てた息子がそんな鬼みたいなことをするはずない」「トモヤに悪霊が憑いてるのね!」と、原因を悪霊のせいにします。
真実を知ってしまった義母の決断とは









「お義母さん、寝室に入るのはやめてください」
キョウコさんは寝室が片付いていることに気づき、義母に注意します。
するとトモヤさんも便乗し義母を「余計なことすんなって言ったじゃん! ボケ老人!」とひどい言葉で怒鳴りつけ、義母は肩を落としました。義母が自分の不貞の証拠を必死の思いで隠そうとしてくれているとも知らずに……。
後日、ヒロトくんを保育園へ送った義母のもとに、トモヤさんから「15時まで帰らないで」と連絡が入ります。
また不倫相手を家に呼ぶのだと察しながらも、義母は「大丈夫よ、お母さんが浄化するからね」「私の祈りが通じれば、この家は壊れない。今度は気付かれないように片づけないと……」と息子の幸せを願い、祈るような気持ちで息子の不貞の証拠隠滅に密かに加担するのでした。
▼高熱の息子を放って不倫していたトモヤさん。その事実を知りながら、義母は妻に知られないよう証拠を隠し、さらに不倫が続くとわかっていても黙認しようとしています。大切な家族を守りたいという思いがあったとしても、問題そのものを隠してしまえば、本人が自分の行動と向き合う機会まで奪ってしまいます。むしろ不誠実な行動を繰り返させ、家族の信頼をさらに壊すことにもつながりかねません。相手を本当に思うなら、かばうだけではなく、ときには過ちに向き合わせることも必要なのではないでしょうか。
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