義実家のお寿司にモヤモヤ。「ウニが好き」と言っただけなのに
義実家は車で30分ほどの距離にあり、2カ月に1回くらい夫と顔を出しています。特別に仲が悪いわけではないのですが、ある時期から、お寿司のネタのことでモヤモヤするようになりました。
初めて義実家にお邪魔したとき、お寿司の話になりました。「好きなネタと苦手なネタは?」と聞かれたので、わたしは正直に好みを伝えました。ウニとまぐろが好きで、甘エビが苦手だと。すると、義母に「ウニ?」と、少し眉をひそめるように驚かれたのです。あとで夫にこっそり聞いたところ、義実家では昔からウニのような高級なネタは食卓に出す習慣がなく、みんな好んで食べないのだそうです。
後日、義実家へ行くと、「うちではウニは買わないのよ。ごめんなさいね」と言われ、なぜかお寿司のときはわたしの苦手な甘エビばかりが出てくるようになりました。苦手なネタが並ぶ食卓を前にすると、少し気まずい気持ちになります。もしかすると、初対面でいきなり高級なネタを「好き」と口にしたことで、義母には遠慮のない嫁だと思われてしまったのかもしれません。
今は我慢して甘エビも食べています。好きな食べ物の話になりそうなときには、事前に夫にさりげなく相談して当たり障りのない答えを用意するようにもなりました。その場の空気を乱すよりはいいのだと自分に言い聞かせています。
やはり、聞かれるままに正直に答えすぎたのかもしれません。好きなものは素直に伝えるのが当たり前だと思っていましたが、近い距離だからこそ、ほんの少しの「素直さ」の加減が難しいのだと、今は感じています。
著者:瀬戸麻衣子/40代女性/0歳、1歳の年子育児真っ只中の新米ワーママ。編集者と保育士のダブルワーク。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
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