花はみおくんを抱いて歩きながら涙を浮かべますが、その理由は「映画行こうと思ってチケット取っちゃってんのに〜!」——。
出かけたい気持ちをぐっと我慢し、いったんは自宅に戻りますが、近所の小児科クリニックが病児保育を併設していることを思い出すとすぐさま予約し、小児科の受診後、ひとり映画を見に行ってしまいます。
「明日も預かってもらえるよ」という妻に、夫は異議を唱えるも…
















「プロに見てもらってたほうが絶対いいに決まってるじゃん!」「せっかく病児保育っていう制度があるのにさぁ」という花に、夫は「みおくん、寂しくならないかなーと思ってさ」——。
しかし、花から子どもをひとりで看病する大変さや手抜きの大切さを訴えられると、「そっか、わかったよ」と理解を示し、妻を抱き寄せたのでした。
わが子が感染症にかかると、心配になりますよね。状態が落ち着いていたとしても、「急に悪化したらどうしよう?」と不安になることもあるでしょう。そんなときに頼れる選択肢のひとつが病児保育です。
病児保育は、病気や病後の子どもを保護者が家庭で保育することが難しい場合に利用できる仕組みで、看護師や保育士が子どもの体調を確認しながら保育をおこないます。具体的な利用条件は自治体や施設によって異なりますが、仕事や保護者の病気・出産、冠婚葬祭などを理由に利用できる場合があります。リフレッシュ目的では利用できないこともあるため、事前に確認するようにしましょう。
ただし、病児保育を利用している間に子どもの体調が変化し、施設から保護者へ連絡が入ることもあります。そのため、預けている間も連絡に気づき、必要なときに対応できるようにしておくことが大切です。
映画館では上映中にスマートフォンを確認しづらく、連絡にすぐ対応できない可能性もあります。映画鑑賞など急ぎではない予定であれば、子どもが元気になってから楽しむという選択も考えたいですね。
また、「すぐに病院を受診したほうがいい?」と判断に迷ったときは、休日・夜間の子どもの症状について小児科医師や看護師に相談できる「子ども医療電話相談(#8000)」を利用する方法もあります。
こうした相談先や支援サービスを知っておくことに加え、可能であれば夫婦で看病を分担したり、家族や周囲の人に頼ったりすることもひとつの方法です。家庭の状況に合った方法を取り入れながら、誰かひとりに負担が偏りすぎないようにできるといいですね。
神谷もちさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
神谷もち
