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母「妊娠でもしてるんじゃないの?」私「まさか~!」まったく心当たりがなかったのに→帰宅後、思わぬ結果に!

ある日のファミリーレストラン。「もしかして妊娠してるんじゃないの?」母の何気ない言葉。自分でも気づかなかったほどの小さな変化を、母だけは見逃さなかったのです。

 

母が見逃さなかった私の変化

母と一緒に、近所のファミリーレストランを訪れました。まだ妊娠の可能性など、これっぽっちも考えていなかったころのことです。

 

メニューを開いたものの、いつもなら真っ先に注文する大好きなハンバーグに、なぜかその日は心が惹かれませんでした。こってりしたものよりも、さっぱりしたものが食べたい気分。結局、普段はめったに頼まないトマトソースのパスタを注文したのです。

 

向かいに座っていた母が、私の注文を聞いて目を丸くしました。「あら、珍しいわね! いつもハンバーグなのにどうしたの? 味覚が変わるなんて、もしかして妊娠でもしてるんじゃないの?」

 

 

母の言葉がずっと頭から離れず、帰り道にドラッグストアで妊娠検査薬を一つ購入しました。家に帰り、震える手で結果を待つこと数分。そこに現れたのは、くっきりとした陽性のラインでした。信じられない気持ちで何度も見つめ、驚きと喜びで胸がいっぱいになったのを今でも覚えています。

 

妊娠を望んではいたものの、具体的な計画などを母に話したことは一度もありませんでした。それなのに、レストランでのささいな変化だけで、おなかの中の新しい命の存在を言い当てるなんて。理屈では説明できない「母の勘」の鋭さに、ただただ驚かされるばかりでした。

 

 

後日、産婦人科で正式に妊娠していることを告げられたときは、心の底から安堵しました。その後、無事に第1子を出産。今では、賑やかな3人の子どもたちに囲まれ、慌ただしくも幸せな毎日を送っています。

 

あの日の出来事を思い出すたび、母の偉大さを改めて感じます。そして、私もいつか、自分の子どもたちの言葉にならない小さな変化にそっと気づき、寄り添ってあげられる、そんな母親になりたいと心から願います。ファミリーレストランでの母のひと言は、私にとって忘れられない大切な思い出になっています。

 

 

著者:香川優子/30代女性/1歳、3歳、5歳のきょうだいを育てる母。趣味は子どもたちの写真を撮ること。

イラスト:はたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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