突然の離婚宣言
私は、「家事はしなくていいから、せめて子どもたちと遊んでほしい」と頼みましたが、夫は「俺は外で仕事をしていて忙しくて疲れている」と言い、全く取り合ってくれませんでした。
仕事から帰ってきても子どもたちを無視することが多く、たまに遊び相手をすることがあっても、子どもが嫌がる遊び方をして泣かせてしまうという状況でした。そのうえ、ほとんど自分の部屋にこもりっきりでゲーム三昧な日々。話しかけても全く聞く耳を持たず、私の困りごとや思いにも向き合おうとはしませんでした。
この状況に何度も嫌気がさし、離婚が頭をよぎることもありました。しかし、子どものためにとなんとか思いとどまっていたのです。
そんなある日、旅行に行くことになったのですが、その旅行中に夫との関係が決定的に変わる出来事が起きました。旅行中に夫が子どもに対して理不尽な怒り方をしたことがきっかけでけんかになり、そこで夫の口から驚きの言葉が。「もう正直に言うわ。毎日子どもがうるさいし、全部めんどくさいから離婚したい」と言ったのです。
旅行中にも関わらず、そんなことを言うことに言葉を失いましたが、これまでの夫の行動を振り返れば、その言葉は別に驚く内容でもないと気づきました。自分の好き勝手に生活してきた人から、「離婚したい」という提案が出てきたことに呆れを感じると同時に、「こんな自分勝手な人とこれまで一緒に過ごしていたのか……」と、改めてショックを受けました。
結局、夫が家を出ていく形で別居がスタートしました。こんなことになって子どもたちに申し訳ないな……と思いながら「パパはしばらく帰ってこないよ」と伝えると、なんと「やったー!」「パパいないほうが楽しい!」とまさかの大喜び。その反応に私は複雑な気持ちになりながらも、夫がいかに子どもたちを萎縮させる存在だったかを改めて思い知らされました。
今では子どもたちは私と一緒に毎日笑顔で過ごしており、夫がいなくなってから、ずっとのびのびと過ごしています。夫は子どもたちとの絆がほとんどなく、理由を説明せずに怒ることが多かったため、彼のいない今の環境のほうが、子どもたちも自然体でいられるのだと思います。
この経験を通じて、「子どものために」と我慢し続けることが、必ずしも子どものためになるとは限らないのだと痛感しました。子どもの「やったー!」という正直な反応は、家庭の空気がどれほど子どもに影響を与えているかを教えてくれました。パートナーとの関係に違和感を覚えたとき、子どもの様子や言葉に耳を傾けることも、この先のことを決めるために大切なのかもしれません。
旅行中というまさかのタイミングで目が覚めましたが、自分を大切にし、子どもたちも安心して過ごせる生活を選ぶことができて本当によかったと思います。
著者:小川 里佳子/30代女性・会社員
6歳の息子と4歳の娘を育てるママ。仕事をしながら家事と育児を頑張っている。休日は子どもたちと公園へ行くのが楽しみ。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
※AI生成画像を使用しています
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