旧姓で届いたママからの荷物。その中に入っていたお菓子がK市の有名店のものだと気づき、家族はママがK市にいるのではないかと考えます。さらに、萌香はママの古い友人がK市に引っ越していたことを思い出します。
ママの旧友の子ども・エマちゃんをSNSで見つけられれば、ママにつながる手がかりになるかもしれません。家族は、わずかな記憶を頼りにSNSで探してみることにして……。
ママへの手がかりを見つけた!













萌香は、幼いころにママの友人の家へ遊びに行ったことを思い出します。その友人の子どもであるエマちゃんがSNSをしていれば、ママにつながるかもしれないと考えました。さっそく探してみると、顔の面影や投稿画像から、エマちゃんらしきアカウントを発見。萌香はフォローし、DMを送ります。
一方、突然メッセージを受け取ったエマちゃんは戸惑います。母親に相談すると、文面を見た母親は、それが多恵子さんの娘・萌香からの連絡だと気づき、しばらく考え込むのでした。
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大切な人の行方がわからないとき、どんな小さな手がかりにもすがりたくなるものです。記憶をたどり、人づてに探そうとする気持ちは自然なことでしょう。一方で、ママにも家族には言えない悩みや、ひとりで考えたい事情があったのかもしれません。行方を探すことは大切ですが、家族の不安だけを優先して、ママの気持ちを置き去りにしないようにしたいものです。
心配のあまり突然知人に連絡すれば、相手を驚かせ、ママに負担をかけてしまうこともあります。焦っているときほど、相手の立場やプライバシーへの配慮を忘れずにいたいですね。
そして、家事や家計を任せきりにしていなかったか、ママの変化に気づけていたか……。自分たちの関わり方を振り返ることも欠かせません。連絡が取れない状況が続くなら家族だけで抱え込まず、安全確認のために警察へ相談するなど、冷静に動きたいところです。
紙屋束実
