ママから届いたお土産がK市の有名店のものだと気づいた蒲倉家。さらに萌香は、ママの古い友人がK市に引っ越していたことを思い出します。
その友人の娘・エマちゃんをSNSで見つけられれば、ママにつながるかもしれない。そう考えた萌香は、幼いころの記憶を頼りにアカウントを探します。
そしてついに、エマちゃんらしき人物を発見。萌香は事情を伝えるため、DMを送ることにして……。
ママの行方はどこ? 期待は外れてしまった…?

















突然DMを受け取ったエマちゃんは、怪しい連絡ではないかと戸惑い、母親に相談します。文面を見たエマちゃんのお母さんは、それが多恵子さんの娘・萌香からの連絡だと気づきます。そして、エマちゃんに代わって返信することにしました。
一方、蒲倉家に届いた返信には、「多恵ちゃんは元気でしょうか」「何かありましたか」と書かれていました。その言葉から、萌香はママがエマちゃんの家にいるわけではなさそうだと察します。
さらに詳しく尋ねようとする蒲倉家。しかしそのころ、エマちゃんのお母さんは「ご家族にすべて話すべきなのか」と迷い、何か事情を知っているような様子を見せるのでした。
◇ ◇ ◇
大切な人がいなくなったとき、まず考えたいのは「どこにいるのか」だけでなく、「どんな気持ちでいなくなったのか」ということかもしれません。相手がそこまで思いつめるまでに、自分たちの言葉や態度がどう関わっていたのか、振り返ることも大切ですよね。
もちろん、連絡が取れず行き先もわからない状況なら、安全確認は欠かせません。必要に応じて警察へ相談するなど、家族だけで抱え込まないことも大事です。
一方で、手がかりを探すために周囲へ連絡するときは、相手に負担をかけてしまう場合もあります。周りを頼るときは配慮を忘れずに、慎重に行動したいですね。
紙屋束実