台風接近中のバーベキュー
夏の終わりごろ、夫が職場の友人宅でバーベキュー(BBQ)をすることになりました。ちょうど台風が近づいていたため、予定どおり開催して大丈夫なのだろうかと心配していました。
当時、私たち夫婦には3歳の娘と8カ月の息子がおり、まだまだ手のかかる時期でした。それでも夫は「雨なら家の中で飲めばいい」と言い、私と子どもたちを残して出かけて行ったのです。
荒れる天気と不安な夜
その後、予報どおり天候は急激に悪化しました。夫は上司から「今帰るのは危険だ」と言われたそうで、そのまま友人宅に泊まることになりました。
私は強まる風雨の中、ひとりで家のシャッターを閉め、怖がる子どもたちをなだめながら夜を過ごしました。不安な気持ちを抱えながらも、子どもたちを守らなければという思いで必死だったことを覚えています。
帰宅した夫を見て
翌日の昼ごろ、夫は何事もなかったかのような様子で帰宅しました。その姿を見た私は、思わずこう説教しました。
「あなたがお酒を飲んで泊まっていた間、私は家と子どもたちを守っていたんだよ。台風が近づいているとわかっていたなら、中止することも考えるべきだったんじゃないの」
夫はどこかふに落ちないような表情をしていました。そのときの夫の顔は、6年たった今でも忘れられません。
まとめ
この出来事は、家族の安全に対する考え方や、危険とどう向き合うかについて改めて考えるきっかけになりました。私にとっては家族のそばにいることが何より大切でしたが、同じ状況でも、何を優先するかは人によって異なるのだと実感しました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:曽留陽子/30代女性・パート
イラスト:アゲちゃん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
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