買い物に行くときに…
新婚旅行を控えたある日、夫の両親とデパートへ買い物に行きました。すると義母は夫にクレジットカードを渡し、「2人で必要なものを買ってらっしゃい」とひと言。夫も当たり前のようにカードを使い、洋服や水着などを次々と購入していきました。
私にも買うよう勧めてくれましたが、さすがに甘えられず断ることに。その後、豪華な食事までごちそうになり、夫にこっそり聞くと、普段から親に金銭的な援助をしてもらっていることが判明。結婚するまで知りませんでしたが、夫の実家はかなり裕福だったのです。
一方、私はごく一般的な家庭育ちで、成人後は親から援助を受けたことがありません。むしろ「成人したら親に恩返しをするもの」という考え方。あまりの違いに、「この結婚、大丈夫かな」と不安になりました。
子どもが生まれると、義母はお小遣いや高級な食料品、子どものブランド服などをたびたび贈ってくれるようになりました。最初は助かると思ったものの、もらうたびに「受け取ってばかりで申し訳ない」とモヤモヤするように。
夫に相談すると、「厚意なのだから、ありがたくもらえばいい」と言われました。それでも気持ちが晴れず、私は義母に直接話すことにしました。感謝を伝えたうえで、「お金や高価なものをもらうばかりで心苦しい」と本音を話すと、義母は驚いた様子。
そして、自分も義父の両親から援助してもらってきたことや、今のお小遣いやプレゼントは生前贈与のつもりだと教えてくれました。夫の実家には「親から子へ、できる限りのことをするのが親心」という考え方があるそうです。
私の実家とはまったく違う価値観に驚きましたが、いつまでも悩んでいても仕方ありません。今では、義母からもらったお小遣いをありがたく貯金し、子どもの将来の教育費に使わせてもらうことにしました。
◇ ◇ ◇ ◇
今の私には、夫の両親への恩をどのように返したら良いのかわかりません。いつか恩返しができるよう、日々感謝の気持ちを忘れずに暮らしていきたいと思っています。そしていつか義両親が老いて助けが必要になったときは、どんなことでもしてあげたいという気持ちです。
著者:山川うみの
イラスト:sawawa
続いてのお話は、友人の紹介で出会った男性と結婚した女性。最初は「玉の輿にのれた」と喜んでいたそうですが……?
「次期社長」の彼と結婚。「玉の輿にのれてうれしい」はずなのに、お金持ちの実生活に困惑…

義母の言うことは絶対!?
夫の実家は会社を経営しており、義父が社長、義母が副社長。ひとりっ子の夫は次期社長ですが、現在は社員として働いています。結婚後は私も会社で働く予定でした。
結婚前は「玉の輿にのれる」と喜んでいましたが、結婚後、想像以上に大変な家庭環境だと知ることに……。
結婚前、夫とは「2人で暮らし、貯金をして、子どもができたら家を建てたい」と話していました。ところが入籍後、義母から「結婚したのだから家を建てなさい」と言われると、夫は逆らえず、貯金も十分でないまま家を建てることに。
会社や義実家の実権を握っているのは義母で、家族は誰も逆らえないようでした。さらに、親族の集まりではハイブランドの話ばかり。裕福な家庭で育っていない私はブランド品に興味がなく、話についていけません。
結婚して数年経った今も、金銭感覚の違いから義実家にはなじめずにいます。
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夫婦関係は良好なので、私自身が義実家と距離をとることで今のところ大きな問題があるわけではありません。義父の会社にいずれは入らないといけないことも承知しているので、それまでには義実家とのうまい付き合い方を考えなければと思っているところです。
著者:月野 結
イラスト:赤身まぐろ
今回は「義実家との金銭感覚や価値観の違い」にまつわるエピソードを紹介しました。結婚すると、生まれ育った環境の違いから、相手の家族との考え方のズレに戸惑うことは少なくありません。とくに金銭面や家族のルールは、それぞれの家庭の特色が色濃く出る部分ですよね。義実家との付き合い方に正解はありませんが、無理をして自分をすり減らさないことが大切なのかもしれません。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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